「お酒は絶対に飲まない」ナイトメア・アリー しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
お酒は絶対に飲まない
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と。言っていたの…に
一人の男の輝ける時と破滅していく
様が哀れに感じる
見世物小屋で
読心術(心が読める)を知り彼の人生が好転していく
しかし、読心術はペテン師、詐欺師
いつまでも続かない
いつかバレるときがくる
リリス博士と出会って
ある意味この出会いが
破滅に繋がっていく
絶頂の時は
タロット占いや
妻の助言も聞き入れない
やがて妻にも見放され
博士の餌食に。
ラストはまた冒頭のような
見世物小屋で仕事を…
小さな仕事と言いながら
酒を飲むその中にアヘンが入って
いたのか一口飲んだ時は
多分断ろうと思っていたと思うが
二杯目を飲んだ時は
幸せな顔で。
雇われた仕事は”人間か獣か"の
見世物だと思った
彼の辿りつく先は・・
酒は人生を狂わすものだと
本人もどこかで思っていたはず
…酒が
感覚を鈍らせ
博士の思うままに。
ケイトブランシェットの存在で
危うさ華やかさが作品を輝かせる
一番の悪を演じていた
カーニバル一座見世物小屋が
興味あってそそられたし
読心術にもオモシロさを感じた
堕ちていく主人公にも。
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