「単品映画としては良作。個人的に納得できない点有り」劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編 サブロウタさんの映画レビュー(感想・評価)
単品映画としては良作。個人的に納得できない点有り
やや説明不足にはなるものの、単体の映画として優秀であるため原作未履修でもある程度楽しめる映画として仕上がっていると思う。
原作者がストーリー原案をしているだけあってサイドストーリーとしても上手く機能しており、キャラの掘り下げ等もあり原作ファンも悪い評価はしないだろう
だが!どうしても言いたいことがある!
ゲルド殿の出番が少なすぎるのでは!?
ゲストキャラクターとして登場したヒイロはオーガの里出身でベニマル達の兄貴分
当然、オークであるゲルド殿とは浅からぬ因縁がある
……のだがその点は序盤で消化されてしまう
そこまではいい。敵でなくなったのなら思うところはあれど許すというのも転スラの美徳のひとつだ
だが、映画の舞台ラージャ小亜国が隣国に侵略され、テンペストから出立した対処メンバーにゲルド殿が存在し、ヒイロが敵の謀略で暴走してしまったという状況が揃って!
ゲルド殿の活躍がゼロ!とは!誰が予想できようか?
普通に考えてベニマルとタッグを組んでヒイロを正気に戻すために一役買うとかするのではなかろうか?
過去の遺恨を超えて仲間として共に戦う姿で心を揺さぶるとか!普通あるんじゃないの!?なかったよ!どういう事!?オーク差別ですか!?
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