「ジョー・カーナハンの職人っぷりに」炎のデス・ポリス タカシさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョー・カーナハンの職人っぷりに
ジョー・カーナハンの映画はだいたい劇場内が男性、それも40代以上が多い印象。
内容としても、おっさんばかりなのでこの映画の予告を見た時も楽しい映画だろうけど、おっさんしか観にいかないだろうなと思っていた。
確かに観客はおっさんばかり。と思ったらアレクシス・ラウダーというアフリカ系女性が主演でびっくり。なんだけど、内容は全然おっさん好み。ガン・パウダー・ミルクシェイクなんかは、女性であるということをテーマ的にも突き詰めていたけれど、今作はそこまで女性であることによるドラマを描くのでもなく、単に女性警官の視点であるというだけ。この無防備な態度は見ていて気持ちいい。映画に理論武装されると観客としても身構えてしまうところもある。
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