「【”暑苦しい映画”(褒めてます。)40歳以上のおぢさんでないと分からないと思われるギャグ多数。伊藤英明さん始め、小澤征悦さん、まさかの山本耕史さんの”不惑トリオ”が、身体を張った大熱演コメディ。】」KAPPEI カッペイ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”暑苦しい映画”(褒めてます。)40歳以上のおぢさんでないと分からないと思われるギャグ多数。伊藤英明さん始め、小澤征悦さん、まさかの山本耕史さんの”不惑トリオ”が、身体を張った大熱演コメディ。】
ー いつもの通り、鑑賞前にWCに寄ったところ、変な張り紙が・・。
”まだ、出るぞ!終末まで、出し切れぇぇえい!” 何だ、これ! と思って隣を見たら
”給料は上がらないのに、尿酸値は上がる一方じゃな。節制せい、SAY!"
余りにもおバカだが面白いので、大の方にもわざわざ入って見たら
(我ながらおバカである・・。)
”力め!不条理な世の中の憤りを便と一緒に流してしまぇぇえい!” ・・・。
私、これからこの映画を観るんだよな・・、と軽く脱力しながら劇場内へ。 -
◆感想 <Caution! 少しだけ内容に触れています。>
・”勝平”を演じた伊藤英明さんを始め、小澤征悦さん、まさかの山本耕史さんの”不惑トリオ”が、身体を張った暑苦しい程の、大熱演である。
ー この人誰だろう・・と思って観ていた守を演じた大貫勇輔さん。凄いプロダンサーじゃないの!良く、出演したなあ・・。後半、華麗に踊ってました・・。-
・それまで、外界と隔絶した島で、乱世の救世主となるべく幼き頃から鍛錬を積んできた”週末じゃなかった終末の戦士達”が、イキナリ師範(古田新太)から”解散!”と言われて、変な衣装を渡されて、外界に放り出されて・・。
- 師範の用意した”勝平”意外は”コスプレ”みたいな衣装を着ている・・。特に山本耕史さんは”良いのか!良いのか!山本さん!”と思う様な、股間に馬がぶら下がっている衣装を身に着けている・・。-
・山本耕史さん演じる”正義”が、社会に疑問を持って中学生たちと尾崎豊の”卒業”ヨロシク校舎の窓をたたき割っているシーン。
- とても可笑しいが、40歳以上じゃないとこの可笑しさは分からないのでは、とやや懸念する。-
・同じく山本耕史さん演じる”正義”と”勝平”の対決シーン。”正義”の左右お尻ぺんぺんシーンも可笑しい。
- ホント、山本耕史さん良くオファーを受けたなあ。”居眠り磐音”の格好良い武士のイメージがガラガラと崩壊して行く・・。-
・ラスボス感満載の“英雄”を演じる小澤征悦さんも凄い。コスプレ衣装と、正面から見たらいけてるおじさん(横から見ると、髪が後ろに彗星のように伸びている・・。)の姿のギャップ。
ー ついでに言えば、”勝平”を上回る“英雄”の暑苦しさが、作品全体の暑苦しさを更にパワーアップさせている事は、間違いないであろう。(勿論、褒めてます。)ー
・途中、警察官の任務も果たさずに、矢鱈と終末の戦士達の戦いぶりをジックリと観察する二人(森永悠希&橋本じゅん)の掛け合いも、絶妙に可笑しい。
・大切な事を書いていなかった・・。
ヒロイン、ハルを演じた上白石萌歌さんの存在が、今作では、正に一服の清涼剤である。
映画では、お姉さんの萌音さんが「舞妓はレディ」でイキナリの主演デビューし、その後も着々とキャリアを築いているが、この方も萌音さんと共演した「羊と鋼の森」で初めて拝見し、凄い姉妹がいるものだとビックリしたモノだ。
<いやあ、今作、面白かったです。
伊藤英明さんを始め、小澤征悦さん、山本耕史さんの”不惑トリオ”の鍛えた身体と、真面目にコメディに取り組む姿。
この様な俳優さん達の姿勢が、今作品の面白さを倍加させている事は間違いない。
正にプロフェッショナルである。
ノストラダムスの大予言とか、尾崎豊とか、ヤンキーとか、北斗の拳とか、40代以上のおぢさんが嵌るワードがてんこ盛りで、クスクス笑いながら見てましたよ。>
NOBUさん
共感&コメントありがとうございます。山本耕史さん、ストーカー的アプローチで堀北真希さんを手に入れてしまったらしいですよ。
🎶手に入れてしまったよ、お目当てのあの娘を🎶(大瀧詠一さん)みたいに
またまたコメントありがとうございます!!
ホント、面白い映画でしたよね〜。長さといい笑いのベクトルといい、全てがちょうど良かった。馬鹿なことを全力でやる感じ、「おいしい給食」が頭によぎりました。1度死んでみた、も...。
トイレにはそんなことが!!笑 明日、劇場で確認してみます笑
先程は失礼致しました。今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m