劇場公開日 2022年9月16日

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「痣は、わたしを主張している。」よだかの片想い 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5痣は、わたしを主張している。

2025年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

生まれつきの頬の痣に、何がしかの影響を受けて生きている大学院生の
前田アイコ(松井玲奈)は、ある日、痣と共に生きるている状態を
「痣のある自分も、一歩、前に出て良いのではないか?」
そう考えて取材のインタビューに応じる。
インタビュー集は本になりアイコの写真が表紙を飾る。
本は話題になり、ベストセラーになる。
それを読んだ映画監督の飛坂(中島歩)から、映画化の申し出を
受ける。
アイコは考えた末に了承する。
恋愛関係の描写を抜かせば、芥川龍之介の「鼻」のような話しである。
アイコは痣のある自分と半ば共存していて、憎からず思っているのだ。
痣のある自分を信頼できる人を選別して付き合ってこれた、と
ポジティブに捉えている。
美容外科を訪れたアイコはレーザー治療でほぼ治ると聞き、
安堵とともに、痣のある自分に愛着も実はあるのに気づく。

原作が「RED」や、「ナラタージュ」「ファーストラブ」に次ぐ
4作目の映画化となる島本理生の作品。
原作がしっかりしているので登場する友人や研究室の
後輩(青木袖)などの脇役にもに納得感が持てる。
音楽もオリジナルの前衛的クラシックで、センスがいい。

痣はいつでも消せる。
アイコは取り敢えずは前向きに生きようと決めたのだろう。

琥珀糖
やっすーさんのコメント
2025年7月6日

琥珀糖さん
いつも共感ありがとうございます
最近、バタバタしていて映画を観るタイミングがなくて心配かけてすみませんでした
暑いですね
もともと、私、暑さには強い方なのですがここ数年の暑さはしんどいです
「フロントライフ」、「でっちあげ」どちらも観たいと思いますので
またレビュー書きたいと思います

やっすー
caduceusさんのコメント
2025年5月29日

共感ありがとうございます。松井玲奈は、演技力もあるし、なかなかいい雰囲気ですよね。
フジコ・ヘミングは、確かに毒舌キャラですが、ピアノは感動しますね。生で聴くと本当に感動するでしょうね。いいドキュメンタリーでした。

caduceus
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