「悩みへの多様な向き合い方」よだかの片想い masaさんの映画レビュー(感想・評価)
悩みへの多様な向き合い方
何らかのコンプレックスや悩みは誰もが持っていると思いますが、第一印象となる顔にコンプレックスがあるというのは、何より傷つく体験が多かったはずです。
それを感じさせない凛とした振る舞い、だけど恋愛となれば自信の無さや未熟な一面も出てしまう。そういう主人公を松井玲奈さんが演じられていて素晴らしかったです。
また、中島歩さんは他の作品でもそうですが、恋人に怒られたりする時の反応がものすごく親しみがわきます。
作品中にある「全てをさらけ出して受け入れてもらう必要はない」というのはまさにその通りで、打ち消すことも、乗り越えることも、共生することも良い。そんな選択肢の幅を感じさせたもらいました。
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