「なんてったって香港カンフー。」レイジング・ファイア bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
なんてったって香港カンフー。
え?これはSicarioですか?それは香港映画じゃない。そもそもSig Sauer P320を持ってる警官なんか居ないって。もうね、香港警察、ガンもライフルも自由過ぎますってw
右ハンの香港。日本車で溢れ返ってます。Lexusを追いかけるPremacyなんて空を飛びます。犯人GrはEstimaで逃走します。どちらも廃版車種です。大切に乗ろうよw
ってのは置いといて。
まぁ、話は滅茶苦茶です。えぇ?はぁ?の嵐です。凄いな、香港。世紀末だよ。歴史的な犯罪都市だよ。何でもありかよ。ドニー・イェンが一人で良いカッコしてます。
悪人は悪人です。無法で非情。これに対抗する警察も、てーしたもんです。捜査の名のもと、ぶん殴って半殺しにして脅して「吐かんかい、このボケがぁ、ぶっ●ろすど!」。広島のヤクザも顔負けです。で、バリバリにライフルで武装して、バンバンぶっぱなします。銃撃戦です。アホなの?何なのコレは?
で、終わらないのが香港映画ですよ。やっぱりカンフーですよ。肉弾戦ですよ。で、ここがやっぱり興奮するw
いやぁ、香港カンフーなんて、これまで沢山見てるはず、見て来たはずなのに。ワイヤーアクション、多分無しで、ここまでできるのか?みたいな新鮮な驚き。締め技かまします。マジのマーシャルアーツです。派手なカンフーだけじゃなく。実践的な殺しの技術の応酬。
バイクのアクションも凄かったけど、香港カンフーの進化と底力を見せつけられた映画でした。
取りあえず。
ストーリーには目をつぶってw