「孤独と、強さと、優しさと。」私は白鳥 ダーレムさんの映画レビュー(感想・評価)
孤独と、強さと、優しさと。
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翼が折れ仲間とシベリアへ渡れなくなった白鳥を見守る壮年男性を追ったドキュメンタリー。
自然の摂理を尊重して白鳥との距離を保ち続け、「生きているだけでええ」と呟く男性もまた一人で暮らす。
数年に及ぶ記録の中では、男性が滂沱の涙に暮れるようなドラマもある。しかし、映画はそこで終わらず、男性の日常もまた変わらず続く。その単調ともいえる時間を重ねていけることが強さであり、それが優しさを生み、ドラマを起こすことを、この映画で知った。
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