僕が愛したすべての君へのレビュー・感想・評価
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多くのシーンが君愛とダブり損した気分
君愛に続いて観賞した。
両親が離婚し母について行った高崎暦は、成績トップで高校に入学したが、総代挨拶を辞退し、代わりに総代をした瀧川和音から声を掛けられた。和音は85離れた並行世界から来たと言い、その世界では彼女と暦は恋人同士だと言った。そんな和音に徐々に恋心をいだき、付き合い、結婚し、子供ができ、その子が大きくなり、子が結婚して孫ができ、自らの死期が近づいた時、並行世界の和音からこっちの和音に手紙が届き、栞の事を頼まれる、てな話。
母親に付いて行った場合の暦の世界なんだけど、和音と愛し合ってる様にもみえないのに成り行きで結婚し、君愛のシーンが多く出てきて、ほとんど感動が無かった。恋愛作品かと思って観ると残念な感想になりそう。
和音役の橋本愛の声が好きじゃないのもあるし、キャラクター的に可愛くないから魅力が無かった。
君愛、僕愛のどっちから観ても感想はそんなに変わらない気がした。
こっちを僕愛と呼ぶなら、君愛の方が好み。
いずれにせよ、多くのシーンがダブっていて、なんか損した気分になった。2本見せるための宣伝が上手だな、と思った。
後にこちらを見ました
原作未読、事前知識一切入れずに見ました。時間が丁度良かったので、先に「君を愛した」を見て、20分後にこちらを鑑賞。
個人的には、「僕を愛した」→「君を愛した」の順番で見たほうが「うおーそういうことだったのか!」となって泣けると思いました。
以下ネタバレ含む。
こちらは、主人公の男の子と、ヒロインの女の子のパラレルワールドものの恋愛映画。
家族愛要素が強め。
こっちの作品だけでも成立してる感はある。
場面が頻繁に切り変わるので、今どっちの世界にいるか微妙に分かりづらい。
もう一本の方のこよみは父親に引き取られた世界で、こちらのこよみはお母さんに引き取られた世界で分岐している。
お母さんに引き取られた場合はしおりに出会うことがないので、しおりが死なないっぽい。
しおりが、研究所で例の機会のフタ開けてくれてサーっと逃げていったのは何故?分からない。
85の世界から来たかずねは、結局存在しなかったのか?
でも明らかに言動おかしかったし、多分いたんだろう。まだ消化できていない。
時々、交差点の幽霊状態のしおりが出てきていたような気がするけど、こっちの世界ではしおりは幽霊にならないのでは?分からない。
ところどころ、「0じゃないと本当の君じゃない」的なセリフがあったけど、個人的にはそこは同意できなかった。どの世界に行っても愛してるって言うならどのかずねも愛すべき。
幽霊が消えるシーンでこよみの端末がエラーになったのは、もう1つの世界から虚質が流れ込んで混ざったからエラーになったのかな?
エラーつながりで、研究室でかずねがこよみに告白したときにエラーが出たのは単なる演出?何かの伏線?
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