「フライング・ヒューマノイドは知っていた」僕が愛したすべての君へ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
フライング・ヒューマノイドは知っていた
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そっち側の余貴美子が最も良かったかな。大きな事件と言えば暦と和音の息子が暴漢に襲われるところ。いやはや、幸福感満載の夫婦生活。君愛からは遠く離れたパラレルワールドなんだろうけど、そこからも分岐が存在していた。君愛の終盤部分が僕愛でのオープニングのかなりを占めているので、君愛→僕愛の順に観ると眠くなること必至。どこか違うのかと注視しようにも、細かなカットだけなので大きな意味はなかったような。どこにいても暦君はシフトしやすい体質なんだろうね。柱の傷を見る限り、時間もちょっと動いてたし。
とにかく、栞を忘れるために60年の人生を費やす壮大な時間の旅には恐れ入った(間違ってないよね?)。時折見かけた栞の母とか、本当はニアミスなんだろうけど、そんな方法で大丈夫なのだろうか?暦の父と栞の母はラブラブにならなかったのか?暦と和音との熱々ぶりで誤魔化されているような気がしてならない。
こっちの僕愛はどちらかというと大人向け。死が二人を分かつまで愛を貫くこと。君愛では双方の両親とも離婚していたし、子供への愛情もこちらが大きそうだ。科学的な説明はその分少なめだったし、8月17日10時の予約を入れたのは誰だ?というミステリー仕立てになっていたとも言える。
幸せですか?えぇ幸せです。そこで名前を言わないのがミソか?まぁ明日になれば忘れてしまいそうなストーリーなだけに、とりあえず幸せな気分になったと日記には書いておこう。最初はタイトルに「朴が愛したすべての金へ」と書こうとしたけど断念。
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