「どっちから観るかというとこっちが後かな」僕が愛したすべての君へ よねさんの映画レビュー(感想・評価)
どっちから観るかというとこっちが後かな
両親が離婚して母と暮らすことを選んだ暦はクラスメイトの女子、和音に突然声をかけられる。85番目の並行世界からきたという彼女に、その世界で彼女と自分が恋人同士だと告げられた暦は翌朝から和音の存在が気になり始めるが・・・。
幼い頃に離婚した両親のどちらについていくかの選択で分岐したもう一つの世界での話。『君愛』とは異なる恋物語と試行錯誤が『君愛』が暗示した結末に向けて爽やかに疾走します。
どちらから観てもいいということにはなっていますが、『君愛』で並行世界の概念や世界観が丁寧に説明されて、前述の通り結末も匂わせているので個人的には『君愛』から観る方が入り易いように思います。
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