劇場公開日 2022年2月26日

「こんな国まだいくつも有るんだろうなぁ。」チェチェンへようこそ ゲイの粛清 masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5こんな国まだいくつも有るんだろうなぁ。

2022年5月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

まあ先進国と呼ばれてる国でもLGBTなどの差別問題は少なからず有るわけで、国家元首自ら「ウチの国にはゲイはいない!」と断言しちゃう国があってもおかしくはない。
ロシアも表だっては言わないがプーチンは同性愛嫌いだし、ロシア正教会も同性愛否定を公言している。アメリカだって南部はヤバそうだ。
日本も負けてないよ。自民党前々首相は票に響くから大声では言わないが「同性愛者は生産性がないから、かれらに税金を使う必要ない」「生物学的にまちがい」という考えに同意らしい。
こうやって俯瞰するとどこの国にも一定数同性愛のアンチがいる。つまりどこの国でもその時の指導者により、社会的に抹殺される可能性がある不安定な人達だという事だ。

ちなみに人間以外の生物は遥かに多様性を持っている。
雄雌関係なくおひとり様で子供を産める単為生殖や
別に誰かとぶつからなくても状況によって身体が変化し雄雌が入れ替わり子孫を増やしている連中もいる。
人類にはそんな凄い芸当は出来ないが歴史的に見てかなり初期から同性愛の記述は存在している。むしろ今より公であったようだ。というわけでその存在は「間違い」というわけではない。

ただ生理的に受け付けないという個人的な理由なのだ。
それなら私もわかる。
しかしいくらニンジンが嫌いだからって言ってもニンジン絶滅させる訳にも行かないわけだよ、ニンジン好きな人もいるんだから。

あ、映画の話もしなきゃ。CGを使った顔すげ替え技術も凄いレベルになったもんだ、ほとんど言われなきゃ分からないね。活動家の人達も顔すげ替えてあるのだろうか?彼らを逃した奴等というだけで危険な場所なわけだから、、、、まったく日本に生まれた事を感謝したいし、チェチェン見たいな国にならないように気をつけたい。

masayasama