エージェント・トリガーのレビュー・感想・評価
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謎を解かないサスペンス映画
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主人公は工作員なのか単なる殺し屋なのか定かではないが拷問と自白薬の大量投与で記憶に障害が残り巻き込まれた騒動の全貌がつかめていない設定。
どうしてかは定かでないが難を逃れ田舎町の森の中で隠遁生活をおくっているがまたしても事件に巻き込まれるというお話。
冒頭で妊娠した野良猫を保護し動物病院に連れてゆくシーンがある、これはブレイク・スナイダー著の「Save the Catの法則」といって主人公が善い人であることを観客に植え付ける脚本の導入部の定番の手法、とりあえず主人公に好感が持てれば後が冷徹な殺し合いや曖昧なストーリーでも観てもらえるという狙いでしょう。それにしてもやたら発砲する映画、だからトリガーなのか。
監督が語るにはジョン・ウィックシリーズのような三部作にしたかったそうで、道理で本作では謎解きが中途半端、気持たせが過ぎています。
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「24」出演者に少し感動・・・しただけ。
拷問で記憶を失った諜報員が、その謎に挑む物語。
アメリカの人気TVドラマ「24」の監督ブラッド・ターナーの作品ということもあり期待しての鑑賞でしたが、観る価値のない作品でした。
主人公も、敵組織も、周囲の人も・・・説明が不足していて何がなにやら分かりません。
TVドラマの総集編・・・と言われたら納得するレベル。或は2作目の映画とかなら何とか・・・いやそれでも・・・と言うレベル。
それを超えるアクションがあるわけでもなく、ビニールハウスを遮蔽物にしての銃撃戦をされても緊迫感を感じるわけはありません。
私的評価は極めて厳しくなりました。
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