アイス・ロードのレビュー・感想・評価
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「塩沼亮潤とひろこさん」
今年84本目。
FM89.7で火曜日夜9時半から塩沼亮潤のstep by stepと言う番組で、番組の最後にMCのひろこさんの映画修業のコーナーがあって、何週間か前にアイス・ロードが紹介されてました。
果たして割れそうなアイス・ロードを突破出来るのか、と面白そうな内容だったので今作は鑑賞。
なるべくインプットしたらアウトプットするように心懸けています。作品はリーアム・ニーソン以外で1人大物が出ていたのが良かったです。
監督の手腕は大したもの
文句なしに面白かった。ボディダブルのスタントマンもいたとは思うが、御歳69歳のリーアム・ニーソンが体を張ってリアルなアクションに挑んでいるシーンに胸が弾む。
ストーリーは意外に入り組んでいて、単に危険を冒して荷物を運ぶだけの映画ではないことはすぐに解る。シーンは極限までカットされていて、テンポよく物語が進んでいく。そんな中で主人公マイクをはじめとする登場人物が上手に紹介されている。脚本も担当したジョナサン・ヘンズリー監督の手腕は大したものだと思う。
特にマイクの弟ガーディの人物造形は見事で、愛されるために生きているような無辜の人間だ。ガーディが愛されないのは世の中のほうがおかしいからだ。マイクの怒りは根深い。
それともうひとり、先住民の血を受け継ぐタントゥという女性ドライバー。勇敢で負けず嫌いで正直者である。この人が迫害され差別されるとしたら、やはり世の中のほうがおかしい。タントゥがいつも怒っているのはそのせいだ。メイフラワー号以来の400年にわたる怒りと言ってもいい。
ところで、タントゥ(Tantoo)という名前でどうしても思い出してしまったのが、ターントゥ(Turn-To)という種牡馬である。日本の三冠馬ディープインパクトの父サンデーサイレンスはターントゥ系のサラブレッドだ。競馬に詳しい人ならすぐに解るが、そうでない人には何を言っているのかわからない話である。どうもすみません。
牽引の免許取得はかなり難しいが、ユンボなどの重機を操るオペレーターは、現場に重機を運ぶのに必要だから取得している。一度話を聞いたことがあるが、日当は6~7万円だそうだ。結構な高額である。ユンボの免許も含めて特殊な技術であり、危険も伴うから、金額としては妥当だと思った。
本作品に登場する牽引車は、アメリカならではのデカさである。貨物車(トレーラー)も巨大だから、生身の人間の力ではどうにもならない。動かすには強力なエンジンの力が必要だ。そこに本作品の面白さがあると思う。
私自身もドライバーなので(笑)
普通かな?
リーアムアクションの中では下の中くらいの?
【ガァーーディーー‼️/モーーフィアーース‼(?)️】
「アイスロード」上映前に、2ヶ月後のリーアム兄さんの新しい映画が予告されていた。
本当にタフな兄さんだ😁
僕は、昔、2月下旬にフィンランドのヘルシンキ湾にある要塞の島スオメンリンナ島にバスで渡ったことがある。
1700年代に対帝政ロシア防衛のために築かれた要塞で、ユネスコの世界遺産にもなっている。
観光案内所で島に渡りたいんだけど、行くことが出来るのかと聞いたら、「行けるよ。バスが、そこのバス停から出るから。あと、20分くらいかな。すぐ着くよ」って、凍りついたヘルシンキ湾は船は使えないから、冬の間はバスでヘルシンキとの間をバスで皆、行き来するんだと教えてくれた。
ちょっと緊張した、
でも、映画の、4月に、大型トラック、それも3台で、重量バリバリの荷物を引いてってのは尋常じゃない!
(以下ネタバレ)
しかしだ!
今回は、申し訳ないけど、ガーディとタントゥーの活躍なしには語れない!
タントゥーには、グッと来た!
モーフィアスには驚いたけど、それにしても、心の中で、ガーーディーー‼️と叫んでしまった。
リーアム兄さん、もっとボコボコにしてやれ‼️
以上
リアルなのは良いけど‼️❓カタルシスが無い‼️❓
頭に来た! 出発だ!!
ガス事故で坑内に閉じ込められた作業員を救うために、現地に巨大器具を届けようと、トラックで僅か80センチの氷床を行く男達の物語。
ツッコミ所は多いものの、序盤からテンポ良く分かりやすい内容で面白い。オーロラのもと、夜のアイスロードを滑走するのもオツなもんですなぁ~。
・・・何て思ったのも束の間、朝になれば気温も上がりトラブル頻発!!パリパリいったり波打つ氷床は中々スリリング!!
そして何より、鉱山事故の真実が・・・。
氷床上のハラハラは勿論の事、レースバトル(ではないか)やアクションも盛り沢山。
危険は無さそう?リスク予想が得意?
フラグをビンビンに立てやがって!!と思ったら・・・!?
そろそろ終わりかなぁと思った所で次々と畳み掛けますね。ワタクシの好きなMMAの技術も満載(笑)!!
それだけでなく、鉱山事故を巡る陰謀などもあり、約2時間飽きることない滑り知らずの作品だった。
・・・。
欲を言えば、坑内組の方でもっとアレコレあっても良かったかな。モールス信号はカッコ良かった。
キャラクターとしては、どんな状況でもポーカーフェイスを貫くガーティが良かったかな。
総じて、良作です!
ひどすぎる話に最後のカタルシスが追いついてない
絶体絶命のシーンの連続! メッチャ面白かったー
過去に観た大好きな作品。ニトログリセリンを三台のトラックで運ぶ映画を思い出す!
本作はその現代版と言った感じ。
ガス爆発で鉱山に生き埋めとなった作業者を救出する為、重機を載せた三台の大型トレーラーで現場に向かうストーリー。
三台のうち、一台でも現場に着いたら成功するミッション。
時短の為、凍った湖の上や雪山を激走する展開。
リーアム・ニーソンさん演じるドライバーのマイク。
ある理由で障害を持った弟の整備士、ガーディーを中心に進むストーリー。
無駄なシーンを一切省いた展開でテンポも良く、出だしからのめり込めるた感じ。
トレーラーがかっこ良い!
氷の上をドリフトしながら激走する映像が新鮮。
絶体絶命の場面を何度も乗り越えながら現地まで向かうだけなんだけど、観ていて熱くなる(笑)
同時に進行するある陰謀。
この二つの絡み合いがスリル感を倍増させていた感じ。
女性ドライバーのタントゥーも良い!
ラストのトレーラーのナンバープレートの文字に泣けた。
吊り橋のシーンも健在!
迫力はニトロを運ぶ作品の方があったかなぁ( ´∀`)
手に汗握る
予告編からは比較的陰鬱でB級感が漂っていた。
リーアム・ニーソンだし、タイミングが合ったら観ようかくらいの感じだった。
そして、タイミングが合って観賞。
単に割れそうな氷との戦いなのかと思いきや、それ以上に汚い陰謀との戦い。
倒しても倒しても迫ってくる悪の手、ターミネーターを彷彿とさせる。
さすがに以前のキレはないものの、リーアム・ニーソンらしい魅力がある。
加えて、そこに人種差別や障害者問題が織り込まれ、深みが増している。
あっという間の2時間弱、手に汗握って涙した。
これほどの秀作、コロナ禍紫あっとは言え観客がたったの2人とはいかなることか。
久々にリーアム・ニーソンを堪能した。
氷上の『恐怖の報酬』かと思いきや、複数のドラマが絡み合うエモーショナルなカナダ版『トラック野郎 一番星北へ帰る』でした
トラックドライバーのマイクは弟で整備士のガーティと二人三脚で生計を立てているが、ネズミにスキーターと名付けて可愛がる心優しい男であるガーティはイラク戦争の従軍でPTSDによる失語症で周囲とうまくコミュニーケーションが取れないことから勤務先でからかわれ、ガーティを庇うマイクが相手を殴ってしまい二人とも解雇されるということを繰り返していた。そんな折カナダのマニトバ州にあるダイヤモンド鉱山で坑内に充満したメタンガスが爆発し、作業員26人が坑内に閉じ込められる事故が発生。坑内に充満したメタンガスを抜くためには30トンもの坑口装置が必要だが近くの滑走路は短く輸送機で運搬することは出来ない。坑内の酸素が尽きるまでの推定時間は30時間、残された方法は厚さ80センチの氷の上を走るアイス・ロード経由での陸路輸送しかない。アイスロード上の運転は非常に難しく、速度が早すぎると振動で氷が割れ、遅すぎても自重で氷が割れてしまう。運送会社を経営するジムはこの危険な任務を請け負いすぐさまドライバーを募集、集まったドライバーの中から選抜されたのはマイクとガーティ、そしてジムの会社の女性ドライバーだが問題を起こして勾留中のタントゥー。3台のトラックそれぞれに口腔装置を積み込み1台でも搬送が成功すれば報酬は20万ドル。4人と鉱山会社の保険数理士ヴァルナイは3台に分乗して出発するが、5人には想定外の危険が迫っていた。
まず最初に言っておきますが、これはかなり衝撃的な傑作。及第点のB級アクションを期待していると冒頭15分くらいで盛大に裏切られます。物語は勝手に想像していた以上に複雑で、命懸けのミッションに挑む5人を描くメインストーリーに加えて、坑内の26名に残されたある疑惑、一刻も早く救助をしたい鉱山会社の経営トップとは明らかに異なる顔色を見せる鉱山現場の上層部、ガーティを愛しつつもいつまで経っても改善しない症状に苛立つマイクの胸の内、ジムとタントゥーとの間に浮かぶ確執の影といった要素がブチ込まれていて、氷が割れるか割れないかという単純さとは次元が異なるスリリングなサスペンスがスピーディに錯綜する分厚いドラマ。序盤から少しずつばら撒かれる伏線を丁寧に回収しながらも、こちらが勝手に想像している凡庸な展開を絶妙にかわして号泣必至のクライマックスに導く手腕は実にお見事。複雑なプロットを手堅くコンパクトに纏めた監督兼脚本ジョナサン・ヘンスリーは『ダイ・ハード3』の脚本で注目を集めて以降数々の大作アクション映画の脚本を務めた大ベテラン。偉大なプロデューサーにしてジェイムズ・キャメロン、ブライアン・デ・パルマの元妻ゲイル・アン・ハードの3人目の夫だそうで、そりゃこれくらいの仕事は朝飯前でしょうと勝手に納得しました。
近年の主演作にこれでもかと贖罪を滲ませるリーアム・ニーソンは本作でもほとんど笑顔を見せることなく自らを激しく叱咤するかのような熱演を披露。ドラマの中盤から観客の心をグラグラに揺さぶってきます。そして印象的なのは先般鑑賞したばかりの同じくリーアム・ニーソン主演の『マークスマン』でガソリンスタンドのレジ係というチョイ役ながら鮮烈な印象を残したアンバー・ミッドサンダー。ネイティブアメリカンで、屈強な男達を相手にしても一歩も引かないタフなドライバーで坑内に残された作業員の兄を助けたい一心で危険な任務に挑むタントゥーを好演、今後のB級アクションでの活躍を勝手に期待してしまいます。
そろそろ.......
アイスロードの魅力と過酷さが満載
リーアムニーソン作品にハズレなし
予想よりは面白かった
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