アイス・ロードのレビュー・感想・評価
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絶体絶命のシーンの連続! メッチャ面白かったー
過去に観た大好きな作品。ニトログリセリンを三台のトラックで運ぶ映画を思い出す!
本作はその現代版と言った感じ。
ガス爆発で鉱山に生き埋めとなった作業者を救出する為、重機を載せた三台の大型トレーラーで現場に向かうストーリー。
三台のうち、一台でも現場に着いたら成功するミッション。
時短の為、凍った湖の上や雪山を激走する展開。
リーアム・ニーソンさん演じるドライバーのマイク。
ある理由で障害を持った弟の整備士、ガーディーを中心に進むストーリー。
無駄なシーンを一切省いた展開でテンポも良く、出だしからのめり込めるた感じ。
トレーラーがかっこ良い!
氷の上をドリフトしながら激走する映像が新鮮。
絶体絶命の場面を何度も乗り越えながら現地まで向かうだけなんだけど、観ていて熱くなる(笑)
同時に進行するある陰謀。
この二つの絡み合いがスリル感を倍増させていた感じ。
女性ドライバーのタントゥーも良い!
ラストのトレーラーのナンバープレートの文字に泣けた。
吊り橋のシーンも健在!
迫力はニトロを運ぶ作品の方があったかなぁ( ´∀`)
手に汗握る
予告編からは比較的陰鬱でB級感が漂っていた。
リーアム・ニーソンだし、タイミングが合ったら観ようかくらいの感じだった。
そして、タイミングが合って観賞。
単に割れそうな氷との戦いなのかと思いきや、それ以上に汚い陰謀との戦い。
倒しても倒しても迫ってくる悪の手、ターミネーターを彷彿とさせる。
さすがに以前のキレはないものの、リーアム・ニーソンらしい魅力がある。
加えて、そこに人種差別や障害者問題が織り込まれ、深みが増している。
あっという間の2時間弱、手に汗握って涙した。
これほどの秀作、コロナ禍紫あっとは言え観客がたったの2人とはいかなることか。
久々にリーアム・ニーソンを堪能した。
氷上の『恐怖の報酬』かと思いきや、複数のドラマが絡み合うエモーショナルなカナダ版『トラック野郎 一番星北へ帰る』でした
トラックドライバーのマイクは弟で整備士のガーティと二人三脚で生計を立てているが、ネズミにスキーターと名付けて可愛がる心優しい男であるガーティはイラク戦争の従軍でPTSDによる失語症で周囲とうまくコミュニーケーションが取れないことから勤務先でからかわれ、ガーティを庇うマイクが相手を殴ってしまい二人とも解雇されるということを繰り返していた。そんな折カナダのマニトバ州にあるダイヤモンド鉱山で坑内に充満したメタンガスが爆発し、作業員26人が坑内に閉じ込められる事故が発生。坑内に充満したメタンガスを抜くためには30トンもの坑口装置が必要だが近くの滑走路は短く輸送機で運搬することは出来ない。坑内の酸素が尽きるまでの推定時間は30時間、残された方法は厚さ80センチの氷の上を走るアイス・ロード経由での陸路輸送しかない。アイスロード上の運転は非常に難しく、速度が早すぎると振動で氷が割れ、遅すぎても自重で氷が割れてしまう。運送会社を経営するジムはこの危険な任務を請け負いすぐさまドライバーを募集、集まったドライバーの中から選抜されたのはマイクとガーティ、そしてジムの会社の女性ドライバーだが問題を起こして勾留中のタントゥー。3台のトラックそれぞれに口腔装置を積み込み1台でも搬送が成功すれば報酬は20万ドル。4人と鉱山会社の保険数理士ヴァルナイは3台に分乗して出発するが、5人には想定外の危険が迫っていた。
まず最初に言っておきますが、これはかなり衝撃的な傑作。及第点のB級アクションを期待していると冒頭15分くらいで盛大に裏切られます。物語は勝手に想像していた以上に複雑で、命懸けのミッションに挑む5人を描くメインストーリーに加えて、坑内の26名に残されたある疑惑、一刻も早く救助をしたい鉱山会社の経営トップとは明らかに異なる顔色を見せる鉱山現場の上層部、ガーティを愛しつつもいつまで経っても改善しない症状に苛立つマイクの胸の内、ジムとタントゥーとの間に浮かぶ確執の影といった要素がブチ込まれていて、氷が割れるか割れないかという単純さとは次元が異なるスリリングなサスペンスがスピーディに錯綜する分厚いドラマ。序盤から少しずつばら撒かれる伏線を丁寧に回収しながらも、こちらが勝手に想像している凡庸な展開を絶妙にかわして号泣必至のクライマックスに導く手腕は実にお見事。複雑なプロットを手堅くコンパクトに纏めた監督兼脚本ジョナサン・ヘンスリーは『ダイ・ハード3』の脚本で注目を集めて以降数々の大作アクション映画の脚本を務めた大ベテラン。偉大なプロデューサーにしてジェイムズ・キャメロン、ブライアン・デ・パルマの元妻ゲイル・アン・ハードの3人目の夫だそうで、そりゃこれくらいの仕事は朝飯前でしょうと勝手に納得しました。
近年の主演作にこれでもかと贖罪を滲ませるリーアム・ニーソンは本作でもほとんど笑顔を見せることなく自らを激しく叱咤するかのような熱演を披露。ドラマの中盤から観客の心をグラグラに揺さぶってきます。そして印象的なのは先般鑑賞したばかりの同じくリーアム・ニーソン主演の『マークスマン』でガソリンスタンドのレジ係というチョイ役ながら鮮烈な印象を残したアンバー・ミッドサンダー。ネイティブアメリカンで、屈強な男達を相手にしても一歩も引かないタフなドライバーで坑内に残された作業員の兄を助けたい一心で危険な任務に挑むタントゥーを好演、今後のB級アクションでの活躍を勝手に期待してしまいます。
そろそろ.......
アイスロードの魅力と過酷さが満載
リーアムニーソン作品にハズレなし
予想よりは面白かった
雑な脚本なんだけど面白い
思ったよりハラハラ面白かったです!
金曜レイトショー『アイス・ロード 』
リーアム・ニーソン主演による大型トラック版ワイスピ風アクション
まぁお決まりの救出劇かと思いきや・・・・
意外に手に汗握る展開にハラハラドキドキ!!
事故で鉱山に閉じ込められた人達を救うために、題名通りに危険な凍った道を突き進む!!
そこで、まさかの裏切りの展開になり・・・・
ローレンスオジサンはまさかの@@!!
そこからリーアムオジサンと、戦争で障害を負った弟との絆もいい感じなんですが・・・・
一見地味な敵役のキャラが、ターミネーターの如く追ってくる!!
ラストも万々歳のハッピーエンドではない結末。。。。
何も考えずに楽しめた作品で・・・
興行収入により続編もあるのか!?って感じかな^^!
アイスクライマーくらい滑る!
敵のしつこさが良い
今週(11/12)は作品数が少ないので本命~準本命になりそうだけど…。
今年174本目(合計238本目)。
大阪ステーションシネマさんで2本目(10分差)。
この映画はストーリーとしてはものすごく単純で、いかに基地に「カギになるアイテム」を届けるか?という、とても単純なストーリーになっています。ただ、それで100分近く描くのは無理なので色々ひねりも入っていますが、そのストーリー(氷上を走る車の話)で、突然隕石が落ちてきたり宇宙人が出てきたりするのも支離滅裂なので、その「ひねりの筋」もだいたい予想はできて、その通りになってしまいます。
それを良しとするか「ひねりなし」にするかは微妙なところですが、今週はアニメ作品枠がないようで(?)、ストーリーの筋のわかりやすさも手伝って、お子さんと見に行くなら結局本作品ということになるのだと思います。
ストーリーの筋というのはもう単純すぎて、しかも上記に書いたように「ネタバレとなるひねり」もわかりやすいため、何がネタバレで何がネタバレでないのかというのも簡単なのですが、とはいえ、まだ公開2日目なので、余り多くは書かないことにします(とはいっても、多くの方は開始30分くらいで、「ふーん、なるほどね…」ということになると思うし、それで当たっているし、ひねりのひねりというのはないので、「混乱する度合い」というのはほぼほぼないと見て差し支えないです)。
一方、やはり下記(採点)において気になるように、妙に混乱する部分や疑問点もないわけでもなく、そこは少し気になりました。
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(減点0.2) この映画は「アイス・ロード」です。ストーリーは上記に書いた通りです。ただ、それ「だけ」だと余りにも味付けがないので、色々工夫はされています。その中で、やはりわかりにくい点があります。
多くの方が書かれている通り、登場人物の中には「通院を必要とする病気」を持っている方がいます。その部分は(日本でいうところの)心療内科・精神科などとして描かれるのですが、医師が突然「502条に従って処理した」という謎の表現をするところがあります。502条って何なんでしょうか…(法律名や州法など一切登場せず、ただ単に「502条」と言ってくる)。
どうにもわからないので終了後色々調べてみたのですが何に相当するのか不明で、まぁ、ストーリーの筋からすると、自然と思われる解釈は、「緊急時には、保護者(や、後見人など。日本では、精神疾患をお持ちの方などにつく、当事者のサポートをする方)の同意なく、医師の判断で治療ができる」という趣旨の条文が書かれた法律なのではないか(実在する法律か架空の法律かも不明)と思うのですが、ここがかなり混乱します(突如こういう話を始めるので、シアター番号が間違っているか不安で、スマホで(大阪ステーションシネマは、スマホでチケットがネット予約できます)シアター番号を確認していた方も数名いた模様)。これはもう帰責性は低いと思います(正直、突如そういう話をするので、別の映画の字幕と混ざっている放送事故ではないかと思ったくらい)。
(減点0.2) もはやネタバレでも何でもないですが、本映画は結局のところ「氷上での車の移動」というのがテーマになっています。それだけではなく、色々なもの(救助道具や、救急箱、その他。ネタバレになるのでそれ以外は省略)を投げたり、滑らせたりする描写があります。
ここで気になったのが、「氷上でものを滑らせる描写」です。この映画の舞台はカナダです。カナダといえば、リアル世界では、冬季オリンピックの正式種目、カーリングの強豪国です(メダルの数も一番多い)。カーリングの物理理論は完全に解明されていないように、「氷上で物を動かしたときの動き」は、理論通りになるとは限りません。カーリングのようにブラッシングしない場合でさえも、氷上では摩擦関係が複雑なので、理論通りにはならないのです(だから、大学入試の物理でもこの論点は出題ミス指摘が続出するので、氷上で物を動かすという問題設定は、難関大学まで含まてほぼ見ない)。
ただ、ストーリーとしては「温度がこれ以上を超えると氷がとけてしまう」とか、「氷がとけても移動ができるように車間間隔をこの程度にする」といった科学的な話は出てくる割に、この話(氷上で物を動かしたときの話)は一切出てこず、この点(カーリングは日本でも有名なので、知っている方も多いはず)を気にすると、中途半端な状況になってしまいます。
ただ、その話を厳密にし始めると、一気に微分方程式論がどうとかという話になってしまうので仕方がない点もあり、「どこまで厳密に描写するのか」という点は微妙かなぁ…とは思います(要は中途半端であり、物理的な話も一部出るので、出すなら全部出す、出さないなら全部出さないで統一しないと、要は大人の事情でそういう複雑な理論は全部オミットしたということを察知しろ、という点を理解しないとどうしようもなくなる)。
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TRUCK TRUCK TRUCK
鑑賞後に調べたのですが、本当にあるんですねアイスロード。冒頭で紹介されますが、厚さ80センチ程度の氷でできた道で、そこを巨大トラックで走るようです。国によっては、氷の厚さや走行速度に制限をかけ、安全を確保しながら使用しているようですが、30tの巨大トラックで走るなんて自分なら絶対ごめんです。
鉱山のガス爆発事故で地下に閉じ込められた作業員たちを救うため、重さ30tの装置を運ばなければならない。現地の滑走路は短くて輸送機はダメ、重すぎてヘリもダメ、残された輸送手段は陸路しかない。救出のために30時間以内に届けなければならず、春になって閉鎖中のアイスロードを使うしかない。本作は、そんな危険な仕事を引き受けたトラック運転手の話です。絶体絶命シチュエーションのなか、さらに暗躍する人物のおかげで、輸送は困難を極めます。
そんな物語の状況説明を序盤でテンポよく描き、あとはもうこれでもかというほど、考えられるすべてのピンチを盛り込んでいます。おかげで、息つく暇もありません。トラック同士の激しいチェイスやアクションも見応えがありましたが、それ以上におもしろかったのは氷上や雪上でのトラックの挙動です。トレーラー部分を巧みにドリフトさせての走行はなかなか見る機会がなく、とても新鮮でした。また、横転からの引き起こし、スタックへの対応、牽引、トレーラー内からの脱出等も、巨大トラックならではのシーンでおもしろかったです。できれば、運転席まわりや巨大トラックならではの特殊機能なんかも見られるとさらによかったです。
主演のリーアム・ニーソンは、70歳近い年齢にしてこのアクション!ロケも実際にカナダで行い、氷の浮かぶ水中にも入ったというので驚きです。一方で、不器用ながらも弟を思う姿も胸を打つものがありました。その弟ガーティ役のマーカス・トーマスも、PTSDを抱えた凄腕整備士を好演し、物語に奥行を与えていました。ヒロイン的ポジションのタントゥー役は、知らない女優さんで、先住民という立場が強調されつつも、それがストーリーにはあまり絡んでなかったような気がしました。しかし、後で知ったのですが、アイスロードは先住民にとってかけがえのない道のようで、彼女の存在も重要だったのかもしれません。
全体的におもしろい作品でしたが、ちょっとだけ残念だったのは、多少のご都合主義が気になったことです。ダイナマイトで氷が割れなかったり、ガス欠だったトラックが少量のガソリンでけっこう走ってたり、橋が落ちたのにマイクが反対側にすんなり渡れていたり、重傷だったはずのタントゥーがわりと元気だったりと、ちょいちょい引っかかる部分がありました。
それにしても、ガーティが気の毒でした。いじめられるわ、薬漬けにされかけるわ、殴られるわ、水に落ちるわ、トラックに押しつぶされるわで、なんだか切なかったです。ケンワースに乗せてあげたかった…。
危機一髪がてんこ盛り
危機一髪、絶対絶命、間一髪がてんこ盛りで、これは脳みそをバカにして楽しむしかない。しかも悪役がこれまたしぶとくて、こいつの最期を見届けることが最高のカタルシスになる。
鉱山の落盤事故で閉じ込められてしまった作業員を救うためのタイムリミットは30時間。彼らを救うためには、氷が薄くなっている湖を突っ切るしかない。
自然との戦いがメインかと思ったら、ちゃんと悪役が登場するんですよね。人の命をなんとも思わない冷酷無残な奴らなので、躊躇もなくこいつらをぶちのめしたいと思うこと間違いなし。
リーアム兄貴も老体に鞭打ってしっかり頑張ってます。ヒロインとの色恋沙汰もなくストレートに楽しめる一作でございました。
ストーリー通り
雪国が似合うリーアム・ニーソン
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