「食と生き方、そして死に方。」土を喰らう十二ヵ月 masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
食と生き方、そして死に方。
沢田研二が演技をしてるのをあまり見てません。
かなり昔ビールのCMで自然でいい感だったのと、
魔界転生は、、あれは人間じゃなかったな、、、決して優れているとは思わないんですが、独特の抜け感というか、自然な感じが素敵だなと思う人です。
嫌な感じの西田が新鮮。
壇ふみは佇まいが素敵すぎる。
松たか子は前半もっさり後半仏頂面、主人公に人生振り回される可哀想な役回りであったが的役であった。
話は精進料理と自然の中でつつましく生きる作家の話し。個人的には俗な部分である彼女との関係なんかもっと掘り込んでも映画として面白かったと思うんだけど、あえて触れてない。
ある意味身勝手な作家の食と終活を描いただけの話しなんだけど四季を愛で、その恵みをいただく生きかたは日本人にはビンビン来る。
どの料理も美味そうで身体に良さそう!
しかしまあ、そんな生活していても病気にはなるし、いずれは死ぬんだなと、、だったらジャンクフードにまみれ飽食して死ぬのも対極として有りだな、、などと色々思うことあり。
身も心も洗われる様な映画だった。
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