ウェディング・ハイのレビュー・感想・評価
全170件中、1~20件目を表示
「結婚式=参加者の想いが爆発する場」は設定として非常に面白い要素があり、物語の構造自体が大きな伏線回収を有するバカリズム脚本の最高傑作。
本作の面白さには何といっても脚本があり、意味のない人物は少なく、それぞれの登場人物が背景も含めキチンと描かれていて、彼らの自然なセッションが非常に楽しいのです。
そして、「コンフィデンスマンJP」シリーズのような大きな伏線回収など、意外と凝った脚本になっていました。
また、独自性があるのは、登場人物の多くのキャラが立っていて、そもそも「誰が主演なのか?」さえも分からなくなっている点です。
そもそもの「結婚式=参加者の想いが爆発する場」は、設定として非常に面白い要素があり、これを存分に使ったバカリズム脚本の良さが全面に出ていました。
そして、大九明子監督が映像をまとめ上げていますが、バカリズム脚本×大九明子監督というチームワークの相性は良かったと思います。
結婚式のように登場人物が多くなると、「誰がどういう関係?」というのが見えにくくなる難しさが出てしまいます。そこは大九監督が丁寧に一人一人をホームメイドな感じで説明しているので、かなり分かりやすくもなっているのです。
このような細かいところでの配慮が効いて登場人物にキチンと意味を示唆できていることで、それぞれのシーンが活きています。
そして、この斬新な物語を支える出演陣も何気に豪華で、特にそれぞれの見せ場では見事に演じ切っていました。
多くの人と幸せを共有する重要なイベントを嫌味なく笑いに変えた本作は、忘れられないエンターテインメントになった
夫婦にとっては、幸せと覚悟を誓い合う結婚。地味婚にしたり、催しは抜きでお店を貸し切ってお披露目したり、報告のみだったり。今は事実婚というものもあり、パートナーの形は人それぞれ。そのような時代に王道的な結婚式を題材にしたコメディ映画が大安吉日に公開。『ウェディング・ハイ』という題名を見た時、どこまでハイなのか期待と不安が入り混じっていた。
ただ、あらゆることを笑いに変える鬼才バカリズムが脚本で、監督は、見えにくい心理状況を巧みに表現する大丸明子なので、どこまで入り組んで進むのかが楽しみで、結果的には私自身もハイな気分で鑑賞。
見終わった後は、豪華キャスト一人一人のキャラクターと作品全体の構成に驚いた。
新郎新婦の要望を叶え素敵な披露宴を行うべく、NOとは言わないウェディングプランナー(篠原涼子)。彼女の仕事魂がベースになっているだけでなく、登場人物それぞれの背景が丁寧に描かれていて、絶妙なタイミングで笑える。
どんなドタバタなのかは見てからのお楽しみということで、大枠の凄みを一つだけお伝えしたい。
時間に限りのある映画という形で、テンポよく、これだけの面白さと感動が凝縮されるのは、長いはずの話などを本人の言葉(台詞)で極力短く構成されている点。
脚本と演出と俳優陣の相乗効果で成立する見事な技であった。
ラストがほんと無駄だった。
ラストの泥棒逃亡劇までは良かった。披露宴終幕でめでたしめでたしで終わればコメディ要素豊富なウェディング名作だったかも。そこで物語を完結してほしかった。日本の結婚式のドラマ性もそこにこたえるウエディングプランナーの奔走などそこまではうまく作ってるなぁと、ラストがほんと無駄だった。
とっちらかっていて、、
いろんや人の想いやここに至るまでの経緯的なものが回想シーンでちょいちょい描かれていく、
んで最後に結婚式で見事にバーンと着地!的な、、、
だがしかしそんな回想シーンばかり見せられて飽きちゃうよね、泣
誰か1人に絞って感情移入できる人があればよかったんだが散らかりすぎて途中で集中力きれた、、
最後まで見て、こーゆーことが言いたかったのねとなんとか分かるかんじ。
ドラマでもよくあるけど思い出話しばかりで1〜8話されてしまうとつまらなくなっていく、
実はこの人はこーゆー立場でこーゆー人で、を説明していくのって難しいとは思うけどもう少しストーリーにのっかりながらできたら面白かったんじゃないかなー
ちなみ、この日もう1つ見た作品がイラン映画の"友だちのうちはどこ?"
日本映画もこれくらいシンプルでいいんじゃないかって感じました。
最後にバカリズムが脚本ということを知りました。
ドラマのほうはたくさん面白い作品があるので今後に期待します
くだらないギャグ
面白くなかったよ !
クスッともならないギャグが沢山詰め込まれてる
観終わってからバカリズムが脚本書いたの知って納得
向井理初めてちゃんと見たけどスタイル良くてめちゃくちゃ格好良いじゃん!!びっくりしたわ!!!
最後の最後まで伏線回収が続く
あれ?あの人なんだったんだろう。。という演出を最後の最後にき〜〜っちり回収していくし、そりゃ無理でしょ!という時間短縮プランもなるほどね〜〜!という現実ではありえないけど、なんか現実に起きそうな絶妙な軽快さが素晴らしい。脚本書く人ってすごいな〜と思ったらバカリズムだったのか!だから岡野さん起用したのねw
途中でこの人の回想こんなにいる?樋口先生の回想観たいな、といいう部分はあれど、人間模様が何重にも重なっててバカリズムの脳みそみてみたいと思った。
ドタバタ感が足りない
見た感想として、うまくまとめすぎていてドタバタ感やあり得ない感がたりなかったです。
演技がっていうよりは、脚本という気がしました。
こういう作品は、三谷幸喜さんが得意な所だなあって思いました。
構成としても後ろの30分の巻き戻しがいけてないなと感じました。
唯一おおっ!ってなったのが中尾明慶さんが役を務めた映像クリエーター。3分にまとめる内容は、素晴らしかった。
珍しく、予告編を上回る映画でした!
正直、観るまではまったく期待していませんでした。
Amazonプライムで視聴。
意外や意外。 ノンストップで楽しませてもらいました!
•こんなにも主演の篠原涼子が登場しない時間が長いとは(^^) 主人公を忘れる時間帯があります😆笑
•イケメン俳優にもしっかり、汚れ役や間抜けな役をやらせるあたりがGOOD!
•それぞれの個性が押し付けでなく、ハーモニーに🎵
•ストーリー全体、個々の裏話、伏線回収もオールグッド👍 ちゃんと笑えました((o(^∇^)o))
•正直、予告編だけではまぁまぁかなくらいでしたが、
蓋を開けてみると超えてきました!
思わぬ良き作品に出会えてよかったです♪
映画最高!
バカリズムは面白い
現実にはないだろうことだけれど、起こり得ないわけではないと思わせられる映画。
ハッピーと笑いが詰まっている感じ。
最後30分の裏話っていう描き方が、個人的には少し退屈に思えてしまったので星は3.5
伏線回収は果たして効果的だったのか?
カップルが婚約から結婚式を迎えるにあたって関連する人々のそれぞれの立場からのシーンが展開された。
自分の時は、勤めている会社の関連ホテルで式を挙げるのは当たり前で、招待客も自分の結婚式が呼ばれた中では26番目だったからその25人と所属部署の全員を呼ぶなど新郎側:新婦側が7:3にもなってしまった。自分でもホテルに出向してたからBGMも自分で作り演出にもこだわっていた事を思い出した。
今どきの結婚式は仲人もいないのが当たり前の様で、式場もホテルありきでは無い様だ。果たして息子の結婚式はどうなるやらと思いながら観たが、ちょっと展開が違っていたね。
主演がウエディングプランナー役の篠原涼子だが、チーフとして1時間押しの状態から如何に式を納めるのかという問題で、様々なテクニックを披露。笑いを作るスピーチに命をかける上司やらイリュージョンで消えた花嫁の父親の顛末やらまあそれなりに楽しませてもらったね。間延びしたラスト30分の窃盗犯と元彼の伏線回収は果たして効果的だったのかな。
全ての新婚はこれで予習せよ
そうすれば、結婚式で注意すべき点や、準備しておかなきゃならないことが、何となく分かるぞ。
そして、結婚式経験者が見れば、当時のプランナーさんに、改めて感謝の気持ちが湧いてくる。あの人、今何してんねやろ。
結婚式にあんまり乗り気じゃない旦那と、ノリノリウキウキの妻という、テンプレな新婚さん。
場所と時間はどうするのか、誰を呼ぶか、主賓挨拶は、余興は、と、とにかく選択地獄に挑み続ける序盤の展開。
想定外に気合いが入っている参列客に、なにやら元カレも絡み始める。
そして始まる結婚式。
想定外のことが起こる中、プランナー達がなんとかしていく。
基本的にコメディなのでおもしろおかしく展開していき、悪い印象を持たない。
そうして終盤にいくと、怒涛の伏線回収が始まる。
まさか序盤のあんなことまで伏線だったとは。
さすがに、あるあるな展開とは異なるが、映画として面白いオチだし、ラストカットはなかなか秀逸。予想できなくもないが、おれは読めなかった。
ちなみに、映画を見終わってから、脚本がバカリズムであることを知った。
なるほど、言われてみればコントっぽいかもしれん。
披露宴シーンは圧巻の大爆笑
その前後がムダに長く間延び感がある
偶然がいくつも重なり、後半に向けて1つに結実していく脚本が見事です
そのバックでかかる70年代風の昔っぽい音楽やマルチ画面になる所が「オーシャンズ」シリーズの様だったので、より楽しめました
篠原涼子さんはこういうコメディ演技がすごく合いますね、今後の活躍にも期待です
みんなが主役
楽しい気持ちにさせてくれた映画。
結婚式は普段交わることのない人たちの集まり、一時的な別世界のようなもの。
その空気感が良く出でいたし、リアルだった。
披露宴に出席するときは新婦新婦のためでもあるが、自分のために頑張ってしまった気持ちを思い出しました。
プランナーの役が準備中、披露宴中、終わった後で存在感の出し方のメリハリが良かった。
全170件中、1~20件目を表示