劇場公開日 2022年12月2日

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あのことのレビュー・感想・評価

全118件中、81~100件目を表示

4.0やりたくてやって何が悪い。

2022年12月8日
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だいず

4.513階段

2022年12月7日
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U-3153

4.0あなたならどうする?

2022年12月7日
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トラヴィス

3.5女性のリスクを体験する

2022年12月7日
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望まぬ妊娠をしてしまった女性の視線で、流産するために苦闘する状況を疑似体験させるという内容で。
(作品のベクトルは全然違うけど『1917 命をかけた伝令』なんかを思い出したりして)

ちょっとしたホラー並みのシーンがいくつかあって怖かった。

つくづく、(男女とも)快楽や雰囲気に流される思慮のなさの愚かさと。
妊娠というのは女性の命と未来の可能性を危険にさらすことであると、特に男性は認識したほうがいいと思わせてくれました。
あと、理性的な人間でも、追い詰められると焦りに加えて、ホルモンバランスの崩れなどで感情に支配され、正常な判断が出来なくなる。
そんな主人公を、アナマリアさんが見事に演じていてすごかった。

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コージィ日本犬

3.5フィクションとは言え痛過ぎます。。 エンタメ映画ではないですが、高...

2022年12月6日
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フィクションとは言え痛過ぎます。。
エンタメ映画ではないですが、高校生男子には教育映画として見せたいですね。
中絶が違法な時代が有ったとは知りませんでした。

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やまぼうし

4.5「避妊はしたくないけど子供は欲しくない」なんて言っていた芸人よ

2022年12月5日
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ウーマンラッシュアワーの村本大輔、お前だよ、お前にこそ見せたいよ。
この主人公の背負う苦しみ、痛み、焦り、絶望。

男は簡単だよ。射精して気持ちよくなってそれで終わり。
セックスするのは簡単だが妊娠したら中絶するにしても出産するにしても莫大な負担を背負うのは女性だけという非対称さ。出産なんて全治4か月だし最悪死ぬ。子供を育てるのはそこからがスタートだ。望んでも心身経済ともに苦しいことがある子育てなのに、望まなかった子を育てるのがどれだけ女性を苦しめるのか想像に難くない。
いまだに子供ができてキャリアが途絶えるのは女性ばかり。「男性は産休育休とるから採用しにくい」なんて言われない、女性は言われる。妊娠してなくても彼氏がいなくても独身でも言われる。

ここ最近も米国で中絶禁止になる州が相次いでいる。レイプされて妊娠しても中絶ができなかったり、日本でも中絶に相手の男性の同意が求められる。自分の体のことなのに自分で決められない。女性の権利はいつも危機に瀕している。

男性にこそ見るべき映画だ。
フランス映画祭でも上映された作品だが意外と男性客が多かったのが救いか。

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Jax

5.0覚悟したけど

2022年12月5日
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怖い

観ていくにつれ、自分自身がアンヌになった気分に。もうその怖さといったら。時の経過と共に恐怖も増した。鑑賞前に覚悟したけど、目をギュッと瞑ってしまったシーンがいくつか。
久しぶりに、とても秀逸な作品に出会えた。

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ちーきー

4.5正直、凄まじすぎて、きっつい内容に─

2022年12月5日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

ありがちな、できちゃった話。それがこれまで以上に強烈でグロく、しかも男女の差というのも強烈に感じさせる、相当深い作品だったように思います。
正直、キツすぎて、何度歯を食いしばって手を握りしめたことか─。内容もさることながら、この女優、スゴすぎます。本当に演じているのか、本当に快楽や苦痛を与えられているのか・・・本当だったらやばいんですが、演じているだったらスゲぇと感嘆するしかありません。
決して見ていて気持ちの良い作品ではありませんが、見る価値はあるかと─。

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SH

4.0若き日の過ち

2022年12月5日
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泣ける

悲しい

難しい

2022年度ノーベル文学賞を受賞したフランス人作家
『アニー・エルノー』の小説〔事件〕を基にした、と
エンドロールで触れられる。

劇中の主人公は1940年の生まれとの設定で、
作家本人も同年生まれなことから、
おそらくは自身の若き日の実体験をもとに綴った
半自伝的作品であろうと察しは付く。

望まぬ妊娠をした若い大学生が
中絶をするための孤軍奮闘。

1960年代初頭のフランスは
人工妊娠中絶が違法とされていた時代。

ありがちな他のケースと同様、
主人公の『アンヌ(アナマリア・ヴァルトロメイ)』は文献を調べ、
独力で対処しようとするが、どれも有効には機能しない。

こんな時に相手の男性は頼りに成らぬのが世の常。
また、女子寮の親友達も、罪に問われる可能性を恐れ、
積極的には助力しようとはせず。

あまつさえ、妊娠の心配がないことを
都合よく利用しようとする輩も現れ・・・・。
もっとも彼は、
それなりの対価を払ってはくれるのだが。

直近のアメリカでの上・下院の中間選挙で争点の一つとなったほど、
人工妊娠中絶については今でも、各国で大きな論争の的。

とりわけ西洋の国々ではキリスト教的倫理観が絡んで来るので、
更に旗幟が鮮明になりがちな傾向。

〔17歳の瞳に映る世界(2020年)〕でも
同様のテーマが扱われ、
これはたまさか米国が舞台も、
二人の少女は親に知られることを恐れ、
また、自分達が済んでいる州は人工妊娠中絶が非合法なことから
認められている州迄移動し、処置を望む。

その経緯で、大人たちの搾取に合うのも
やはり同様の流れ。

古くからある、明快な是非を付け難い命題も、
少なくとも選択権お保証や
不当な行為が横行する可能性だけは排除すべきなのだろう。

とは言え本作での『アンヌ』の姿はあまりに痛々しく、
観ていて胃の腑をぎゅっと掴まれるような寒々しさを覚えるのも
また他方面の事実。

時代とは言え、女性が自身の道を選択するためには、
これほどの代償を支払わねばならぬのか、との。

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ジュン一

4.5他の方が書かれていないことを中心に&字幕の説明不足など

2022年12月4日
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今年352本目(合計627本目/今月(2022年12月度)5本目)。

まず、この映画ですが、映倫のサイトを確認しましたが「R15」で正しいです(および、鑑賞したシアタス心斎橋でもR15扱いされている)。このサイトの表記漏れと思います。

さて、こちらの映画です。
一個人の行政書士合格者レベルの考え方と道徳観での見方です。

映画の内容そのものに関しては他の方が多く書かれている通りで他言を要さないし、それを同じこと書いても仕方がないのでそれはカットします。

確かに主人公のとった行動が許されないとかみっともないとか、そういう考え方はあろうかと思うし、その考え方も理解はできるし否定はしません。

 ただ個人的には、「そこまで非難される案件か」というとそのようには考えられないというのが個人の見方です。なぜなら、「単純堕胎罪」(この映画で描かれているもの。便宜上、日本の名称。以下断らない限り同じ)は、その性質上、「望まない妊娠」で起きることはもちろんの通り、その性質上、「若者の軽はずみな行動で起きて、起してしまう」罪になるからです。また、女性「のみ」が客体(罪に問われる対象のこと)となるため、あまり厳密に罰すると男女同権の考え方では問題になってしまうこと、また、その性格上「道徳上おかれている類型」であるにすぎません(ほか、日本では同じような「道徳上おかれている罪」としては、礼拝所不敬罪など数個あげられます)。また、時代の背景上、国(ここでは、フランス)の宗教との考え方がどうしても干渉していたという考え方も可能です。

 さらに進めると、「望まない妊娠か、若者の軽はずみな行動で起きた妊娠」に対して刑法(に相当するもの。以下同じ)で威嚇するのみで、国(行政)の保護(援助)制度がないか、少ないか(この映画の当時の時代のフランスなので、今ほどではないのでしょう)という中では、逆に「刑法で威嚇して、出産した直後にあやめてしまう」パターン、つまり、保護責任者遺棄致死等との比較考慮も論点になってきます。結局「母体にいる胎児」か、「生まれてきた(望んでいないない)子」をあやめるかという論点で、そこは日本でも「基本的には」よほどの事情がない限り後者のほうが非難程度は高い問題です。

 しかも日本をはじめとして現在/当時のフランスその他でも、「刑法にも存在したし罪にも問われる」が、基本的には「道徳を乱す類型」として刑そのものが軽かった事情として、フランスでは「宗教の力が強かった」上に、さらに、「望まないか、若者の軽はずみな行動で起きた事情である」こと、さらに、このように「妊娠にいたった理由がよくわからない」事情で起きる出産はその性質上、「何らかの肉体的な問題を持った子」(表現をぼかしています)が起きる確率が高いことは明確に言うことができ、結局、「単純堕胎罪を厳格に適用して威嚇すること」と、「(そうした罪を明確に問わないことで結果的に起きる)福祉行政の充実のさせ方」(もちろん、当時のフランスなので十分ではなかったのは推知可能)との比較論になるため、いかんともしがたい論点もあります。

 結局のところ長文になってしまうものの、上記のような論点があるため、「当時のフランスの福祉行政その他の水準で、明確な「被害者」がいるものでもない単純堕胎をどこまで問うのか」という複雑な議論(道徳や宗教論が入ってくる)になり、映画はその一つの考え方を示したに過ぎない、というのが個人の見方です。

 …とはいえ、この映画、このような論点があることは明確なものの、実は変な減点材料もあったりします。ただ「フランス映画あるある」な「フランス映画でよくある、趣旨がよくわからない突如登場するマニアック過ぎるセリフ」の類で、すべて減点対象は下記の通りでそれほど大きくありません(補足は入れてます)。

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 (減点0.3/一部のセリフが理解しがたい)

 ・ 「動詞の直説法現在の活用は言える?」→それぞれの動詞の活用を暗唱している部分
  → この映画でこれが出てくる(主人公は文学部の大学生の子)というのがとにかくわかりにくいです。「直説法」というのが日本の中高の英語では意識されないからです。要は平たくいえば「仮定表現(英語では、仮定法)など、特殊な表現以外の一般的な表現」、もっとわかりやすく言えば「中学2年までのすべての英語の表現」といった方がわかりやすいです。

 ただ、日本で一般的に外国語として習う英語では、「法の概念」(ここでは、直説法、仮定法、接続法…等)が薄く、したがって「動詞の活用」という考え方もほぼ存在しない(基本的に、三人称単数に-sをつけるといった簡単なルールしか存在しない)ため、「主語ごとの動詞の活用」(1人称~3人称に、その単数複数で、合計6パターン存在する)という考え方が「存在しない」ためです(フランス語、スペイン語その他では普通に存在します)。

 ・ 「与格や主格が…」という部分(大学のセミナーの部分)
  → 英語ではこのような表現をしないのでわかりにくいですが、与格や主格などがある言語もあります(映画では特定できないが、わかりやすいのはドイツ語。ほか、ロシア語、ラテン語など)。
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yukispica

4.5すっげぇものを観せられた気がする。“あの”映像は一生目の裏に焼き付いて離れないだろう。もう一度観たいと思わないだろうけど、死ぬまで(あと20~30年位?)忘れられないと思う映画。

2022年12月4日
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鑑賞方法:映画館

①終始一貫してアンヌの視点で語られるので、正直最初の四分の一ほどは少々かったるい。この歳になると女子大生の日常などには興味がない。それで⭐半分だけ減点。
しかし、時が進みアンヌも焦りだして決断・実行を迫られるようになってからは俄然スクリーンから目が離せなくなる。
②この映画は決してアンヌを非難し弾劾するのが本意な映画ではない。
中絶が犯罪だった1960年代のフランスでうっかり妊娠し挙げ句コッソリと中絶した女子大生の話に過ぎなければ、“今度からもうちょっと気いつけや”で終わる話だし。男にとってはそうでも女性にとってはそうではないだろうけども(考えてみれば重荷を背負わされるのは女性だけ、というのもジェンダーレスの現代から見れば不公平な話だ。)
③なのに、ああそれなのに、それなのに、男なのに、女性の生理もわからんのに、あまりの臨場感に、だんだんアンヌの後悔・絶望・誰かに助けて欲しいという渇望・勉強も手につかない焦り・何とかしなきゃという気持ち、そして決断、実行に対する不安・恐れにまるで自分のことのように同化していく。
そして、それと同時に、自分にも若いときに私生活や仕事で軽はずみな言動や行動、考えなしの言動や行動でドツボに落ち込んだり、にっちもさっちも行かなくなって、自分だけで或いは誰かに助けられて苦境を脱したことが同時に脳裏にフラッシュバックする。
そういう意味では人間が人生のどこかで遭遇し経験したことを共有できるユニバーサルな映画体験とも言えるだろう。
④堕胎が良い悪いという問題提起型映画でも、堕胎が犯罪だという法が正しいのかどうかを問う社会派映画でもない。もちろん映画を見終わった後でこの問題について考えたり誰かと議論するのは構わないけれど。
これはあくまで、原因はどうであれ人生における二者択一を迫られて今現在の自分の人生で大事だと思う方を選ばざるを得なかった人間の話。自分で選んだ道だから後悔はないだろうけど恐らくアンヌにとっては後々の人生でも忘れられない出来事だっだろう(だから原作者も自伝的小説にしたのだろうから)。
⑤命の重みという問題ももちろん出てくるだろうけれども、個人的には人の命と動物の命と植物の命と、命の重みにどう違いがあるの?という考え方の持ち主なので、ここではこれぐらいにとどめておきます。
⑥あそこまで突っ込んだ映像表現が出来たのも女性監督ゆえだろう。
トイレでの、降りてきた胎児(の形にもなっていないのかな?)を映したところは殆ど正視出来なかった。アンヌもすぐ目をそらしたので、あれ以上見なくて済んだが。へその緒をアンヌが自分で切れなくて友人に切って貰うところでは、切らされた友人も災難だなと気の毒になったけれど。
ニュースで時々報じられる一人で堕したり産んだりする女性は、あれを一人で行うわけで、ホント女性は大変というかスゴいなぁ、というのが正直な感想。
⑦アンヌの母親役がサンドリーヌ・ボネールだと後で知りました。映画では分からなかった。
モグリの堕胎医(というのかな)を演じたオバチャンは最初あまりに声が低くて男かと思ったくらい。若い時はシャネルのミューズに選ばれたくらいの人だったらしく、やはりここでも女性ってスゴいわ、と思わされる。
⑧アメリカで再び人工妊娠中絶(堕胎)の禁止が叫ばれるようになっている現在、結局罰せられるのは女性だけというこの問題、男としてもっと感心を持たなくてはいけないな、と少し思わされた。

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もーさん

2.5望まぬ妊娠

2022年12月4日
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rakugoya1

4.0先週アマプラで「Swallow スワロウ」、今日はオデレイ・ディワ...

2022年12月4日
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先週アマプラで「Swallow スワロウ」、今日はオデレイ・ディワン「あのこと」を観る。望まない妊娠をした主人公の壮絶な闘い。観ることを躊躇していたけど、やはり観るべきだよなと。むしろ男性が観ないといけない映画だったが、尚且つ普遍的な人権について描かれたいた。トランプ共和党の影響でアメリカが逆行してしまった現在、最重要な作品。ただ本当にヘヴィなので無理はしないで

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ピンボール

4.0中絶が禁止されていた当時のフランスを舞台に描かれる非常にスリリングでサスペンスフルな作品

2022年12月4日
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個人的に優れたストーリーには優れた制約とタイムリミットが設定されてると思ってるんですが、その点で言うとこの「あのこと」はそのどちらも兼ね備えてる作品だと思いました。

まず制約に関しては当時のフランスにおいて中絶が禁止されていたという点、そしてタイムリミットに関しては中絶が出来る期間が限られているという点が、この作品のスリリングでサスペンスフルな雰囲気を作り上げていたように感じます。

ただ中絶という非常にセンシティブなテーマだったので見ていてとても複雑でした。
女性の人生という観点から言えばたしかに中絶という選択肢を奪うべきではないと思いますが、ただ生まれてくるはずの子供の権利はどうなんだろうって思ってしまいました。
最初から選択権すら与えられることなく堕胎をさせられてしまう胎児のことを考えると、やはり妊娠を望んでいないのであれば主人公はもう少し考えて行動をしなければいけなかったように感じました。

あとまさかあそこまでガッツリ中絶のシーンを描くと思ってなかったのでかなり衝撃的でした。

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最凶線

5.0正義というナイフ

2022年12月4日
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レビューとは到底呼べないレビュー

3.0遠いようで近くにある痛みと傷み

2022年12月4日
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hum

4.0生々しい

2022年12月4日
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175本目。
朝イチ観るにしは重い、いや時間は関係ないか。
生々しさ、痛々しさで、時折薄目。
当時の難しさがあるんだろうけど、やっぱ女性にとっては閉鎖的な時代だったんだなと。
だからと言って彼女の行動を責めれば、だから
男はと言われてしまう。

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ひで

4.0性教育にいいと思います。

2022年12月4日
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”中絶”、口にするのも悍ましいって感じでした。
中絶シーン、流産シーンは、ヒェェェェェ😱と体に変な力が入って疲れた。

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Oyster Boy

4.0自分のことは自分で決める

2022年12月4日
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フランス映画って何度観ても倫理観とかイマイチぴったり来なくて共感しづらい…と思ってたのだが、この映画観てよく分かった。我々日本人はフランスの60年代を生きてるんだ。我々にとって現代のフランス人は未来人なんだ。そりゃ分かりっこないよ…倫理観とかこの映画とそっくりじゃん。
さて、映画としては主人公の不安感とか、追い詰められてどんどん視野が狭くなり判断力もなくなっていく感じなど、映像からも表現されてて差し迫った感じが、そしてあの瞬間が!コワい…
まんま撮してるじゃん…
「流産で」って台詞があんなにホッとするなんて思わなかったよ…
あんな頭良い子があんなになるんだから、自分のことは自分で決める!って女性が言うのはよく分かるよ…

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ぱんちょ

3.5あのことが引き起こす顛末

2022年12月3日
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原作者のさすがの作家性があふれた、若き日の痛みの描写。
著者の自伝に近い、望まぬ妊娠をした顛末が、スリリングに描き出されていて、スクリーンから目が離せない!

ここ最近ネットで、ああでもないこうでもない乱痴気さわぎみたいな若者を描いたドラマ・映画からは一線を画した映画ですね・・

人工妊娠中絶の顛末が微に入り細に入り描かれています。女性の方はもちろん、カップルで男の側にも見てもらいたいと思いますね。私のような性教育もろくに受けていない年代からすると、これだけの試練が一方の側だけに与えられるのは酷だという考えしか浮かびません。

中絶が是か非かは、一人ひとりが考えるべきでしょう

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ソルト