「カンバーバッチの繊細な演技が光る!」パワー・オブ・ザ・ドッグ ごーるどとまとさんの映画レビュー(感想・評価)
カンバーバッチの繊細な演技が光る!
ほぼ中身のないレビュー、とまでも言えない自分用メモです。
第94回アカデミー賞 11部門で12ノミネート(助演男優賞に2人ノミネートされているから数が合わない)の最多ノミネート作品。ずっと最有力視されていましたが、最後に「コーダ」に逆転されちゃいましたね。唯一、ジェーン・カンピオンが監督賞を受賞。女性監督の受賞は3人目です。
もう登場シーンからカンバーバッチ演じる主人公のフィルが嫌なヤツ過ぎて嫌悪感マックスに。
それでも1920年代のカウボーイってこんな価値観だったのね、って見ていたら途中から(そうだったのか!)という展開に。
ラストは(えーーー、そういうこと!?!?)って結末なんですけど、全てはっきりと描写はしていないので、よくわからないという声が多いのもごもっとも。
この映画は特に人によって合う合わないあるでしょうね。
結末を知ってからもう一度みればまた違った見方になるのでしょう。
鑑賞後ずっと星3.5か4.0か悩んでおりましたが、この後に鑑賞した作品は4.0相当が続きましたので、相対的に3.5になりました。全然悪くはないのですが、少し肌に合わなかったので。
厳密に言うと3.75位です。
おそらく数年前のアカデミーなら「コーダ」よりこちらが作品賞を獲得していたのでは?
芸術性だけで選ぶなら今作でしょうね。
(個人的な好みはダントツで「コーダ」でした)
コメントする