モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーンのレビュー・感想・評価
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最初は良かったかな あ、意思の疎通も結構できるんだって気付いたあた...
最初は良かったかな
あ、意思の疎通も結構できるんだって気付いたあたりから、
そんなでも無くなった
終わり方は好き
なんだか食い足りない。
スゲー、新たなタランティーノ誕生!とは思わなかった。そもそもタランティーノ過大評価説支持なもんで。
ただ原因不明の妙な新しさは感じました。
絵はもちろんカッコよい。
役者もイケてる。
なんの説明も無くいきなり授かる能力とか、子供とかDJとの友情とか、いいのいいのよそれで。
別に宇宙人や悪の組織と戦わなくても平気、等身大で共感狙っていこうよ!
しかしどうもお行儀悪いフリした冷静さみたいな物感じて何故か私の歯車と合わなかった、熱くなれなかったのです。
続編作る気満々のようですが、それくらい描き足りなかったのかな?そのせいで私は食い足りなかったのかも。
超能力コメディ
事前の紹介記事ではシリアスな話のように感じましたが、コメディでした。
わかり易く宣伝文を考えると、
「他人の行動を自在に操る超能力朝鮮系アメリカ人の少女がやってきて、ニューオーリンズは大騒ぎ」ってところです。
題材的にも全体の造りもB級、或いは日本なら夜11時以降の5回モノのドラマといった趣ですが、映像センスが抜群に良いので陳腐感はありません。むしろスタイリッシュです。
ニューオーリンズを舞台に選んだのも、ちょっと斜に構えていて微笑ましい。
先週の朝日の映画欄で難しいこと言ってましたが、ちょっと風変わりなホラーコメディとして気楽に観れば、普通の人にもオススメできる佳作です。
次回に続く、のかな。
モナ・リザの能力やなぜあんな頑丈な病院に入ってたか?だいたい解るけどなんか中途半端な終わり方。いや、Tシャツの兄ちゃんが「続編で会おう」って言ったから続編あるかな。
結局あの少年が一番大人らしい行動をしたようだ。
血のように赤い月の夜、覚醒が起きる
拘束着に囚われたモナリザの顔から逃れられない
眼を逸らせない私も引き摺り回されていく
その力を利用して金を稼ぐ相棒もできるが、友となる息子の少年のふれあいがうれしい
キッスだけで助けてくれる、いかにも悪そうな奴もさりげなく良い
自由の先は何があるか分からない
それでも歌と共に
無垢な正義がみなぎる夜
2022年。アナ・リリー・アミールポアー監督。精神病棟で突如覚醒した女性は、なぜか目を合わせた他人の身体を操れるように。病棟を抜け出して街に出た彼女は偶然助けたストリッパーのシングルマザーと一緒に暮らすようになって、、、という話。
認知能力に問題がある主人公は、なんとか英語が理解できるレベル。病棟に戻りたくないという以外にはとくに欲望もない。他者に認められることと食べられることでほとんど満足なのだが、直観的な正義感もある。そして、その直観的な正義感は波動のように彼女の周囲に広がり、世界は因果応報で動いているかのように進んでいく。まるで5歳児の無垢な正義感が世界を満たしていくかのような爽快感がある。ストリッパーの小学生らしき息子と息が合うのも道理だ。一般的に小学生もまた無垢な正義感を抱いているのは言わずもがな。
彼女を利用して金を稼いだストリッパーが報いを受けるだけでなく、その報いを与えた被害者たちも過剰報復の報いを受ける。
政治難民の親から生まれて10年以上も統合失調症で病んでいた状態から覚醒したとき、彼女には現行法を超えた原初的な正義の観念が伴っている。彼女に触れた人々はその正義の観念に感染して常識的な善悪を超えていく。だから、当初は怪しい売人にみえる男が、逃避行を助けてくれる頼もしい仲間になるのだ。
正義とは別の筋として。逃亡しなければならない主人公がある家族と出会い、子どもと心を通わせ、親は裏切るものの子どもは一緒に逃げていこうとまでするが、最後は親を思って子どもは元に戻る、主人公もとりあえず逃げ延びる、というストーリーが残す感動も忘れ難い。今ここを逃げ出す喜び、また、それを断念するにいたる決断、という形が、物語の原型として無条件に心を揺さぶるのだろう。
こんな小粋な映画に出会えるを待っていた!
この作品は、
序盤のモナリサの歌と歌詞をよく覚えて置くことが必要です。
できたら、
ナット・キング・コールの歌声を予習復習することを薦めます。
それはまるでモナリサを愛でるように絵筆を振うダ・ヴィンチの心境が分かる気になります。
そう、それはあの子生意気な小僧の様に…。
不吉なブラドムーンの夜に、
物語は北朝鮮?から政治亡命した家族の子女を12年間危険人物として特別監禁している間に、
人を操る念力を修得し、あの夜に見事脱獄して色々な事件を巻き起こしながら逃亡する少女の話です。
(以上の真偽は不明で、私見です)
超能力をもつ少女に関わる人達がみんな自然に、できる範囲で逃亡者の彼女を何の見返りを期待せずにちょっとした協力してゆく姿がいかにも合衆国らしく屈託がない。
きっと、日本なら怪しい人物には関わらないし、直ぐに警察に通報してしまう。
ニューオリンズの土地柄なのか、皆んなが逃亡者に理解があり、そんな事件の小話の一節ごとに小粋な種が仕込まれており、
終わりに近づく度にその種明かしが小気味よく明かされて行く、そのタイミングがとってもチャーミングでセンスの良い作品だった。
そう、
最後には、
その心地良さに、
思わず微笑んでしまうのだ。
それがモナリサかなぁ
(^ω^)
モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン
デビュー作「ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女」など独特の世界観の作品で注目されるアナ・リリー・アミールポアー監督が、オリジナル脚本で手がけた長編第3作。
他人を操る特殊能力を持った、エキセントリックでミステリアスな少女モナ・リザの繰り広げる逃走劇を描く。
謎めいた少女モナ・リザは、あの有名な絵画と同じ名前だが、絵に描かれた女性のようにほほ笑むことは決してない。
彼女は12年もの間、精神病院に隔離されていたが、
ある赤い満月の夜、突如として他人を操る特殊能力に目覚める。
自由を求めて施設から逃げ出したモナ・リザは、サイケデリックな音楽が鳴り響き、刺激と快楽に満ちたニューオーリンズの街にたどり着く。
そこでワケありな人生を送ってきた、さまざまな人たちと出会ったモナ・リザは、やがて自らのパワーを発揮し始め、月に導かれるように新たな世界を切り開いていく。
「バーニング 劇場版」でデビューし、Netflixオリジナル映画「ザ・コール」「バレリーナ」などでも活躍する韓国人俳優チョン・ジョンソがモナ・リザを演じ、
モナ・リザをある計画に引き込むシングルマザーのダンサー、ボニー・ベル役をケイト・ハドソンが務めた。
そのほかの共演に「ミッドウェイ」「デッドプール」のエド・スクレイン、人気コメディアンのクレイグ・ロビンソンら。
撮影は「ミッドサマー」などのアリ・アスター作品を手がけたパベウ・ポゴジェルスキ。
2021年・第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。
キレッキレでシャレオツなアートムービー
人の心を操る能力に目醒めた主人公が、施設を抜け出しニューオーリンズの街を流離うサイキックサスペンス。
キレッキレでシャレオツなアートムービー。
ネオンカラーに彩られた美術設計が美しく、主人公のミステリアスな魅力を増幅している。
シリーズ化するみたい…
ホラーやスリラーっぽいのかな?と思ってたけど、それっぽいのは序盤だけ。
残念ながら(笑)
超能力を操る少女が主役で、いろいろ謎あり、シリーズ化するみたいです。
アメリカはニューオリンズが舞台で、バーボンストリートも出てきます。
イカしてる♪
行ってみたい(笑)
けっこう、まあまあ、面白かった。
70点ぐらい。
23-136
そもそもモナリザって何者なの❓
謎多き主人公。
利用する者、愛する者、
護ろうとする者、捕えようとする者。
関わり方ひとつで、
悪魔にも、天使にも、少女にもなれる。
教訓を示すような童話なのでしょうか🤔
卵巣で感じとるそうです
ベッドの拘束帯を外して拘束衣のまま床に横たわっているなま足にまずは釘付け。
精神病院の特別警戒病棟に収監されている設定。ある満月の晩に超能力を得て、看護師を襲って脱獄し、ニューオーリンズの街へ。
モナ・リザ・リー。
黒髪匂うアジア系の切れ長の目の女。
村上春樹の納屋を焼くを原作とするイ・チャンドンの映画バーニングで有名になったチョン・ジョンソ。
その超能力は自分の自由を脅かすものや自分を口汚くののしったり、不快にさせたものに対し、自損行為を行うように相手をコントロールするもの。ご機嫌を損ねたらアウト。
月に代わってお仕置きされちゃう。
卵巣で感じとるらしいです。
月のものですな。
ブラッディフルムーン殺法。
円月殺法か!
監督は47歳のイラン系アメリカ人の女性。
おお。女性の感性を感じました。
次世代のタランティーノと呼ばれているということは日本のアニメや時代劇通かもね。
彼女を家に匿って、超能力を利用して小賢しい金稼ぎするシングルマザーのストリッパー役はベテラン女優のケイト・ハドソン。
絵の上手な9歳ぐらいの頭のいい可愛い子役の少年がクライマックスでとっさにニクいことするんです。ウルウル。
お姉ちゃんにしがみついて泣く。
ちょっとうらやましかった。
ストーリーがなかなか新鮮。
人情話。時代劇風じゃありませんか。
はじめてのフライト。
自由への旅立ち。
モナ・リザを追う黒人警官役はセス・ローゲン派のコメディアンのグレイグ・ロビンソン。こちらもいい味出していました。
あのお菓子はチーズ味のカールみたいだったような。
おまけのおみくじみたいな紙に書かれてあった言葉。
見逃してあげて吉ってことですな。
深追いは凶でしたね。
因果応報
突然目覚めた能力に自身も戸惑いつつ傷害を与えることはあっても、こづるい人に操られることはあっても、悪いことはしなかった主人公。どちらかと言うと悪いヤツを成敗しながらの痛快な逃亡劇。
そんなだから、自然と良いヤツが応援にまわってくれる。そして、最後の少年の余裕と判断と行動が効きました。
主人公をアジア系の女性としている辺りに「今」を意識し過ぎな感じももちましたが、観終わったときには、清々しい気持でした。
仏頂面のモナ・リザとクレバーな少年
韓国人の女性が超能力に覚醒して施設を脱走ってくだりで、なんとなく韓国映画の「魔女」みたいなサイキック・サスペンス&アクションものを勝手に想像してたら全く違った。
かなり低予算と推察される映画で、主人公の超能力も他人の行動を支配できるというVFX表現が必要ない能力になっている。超能力が発動するシーンでの主人公の背景の変化は多分、ドリーズームという撮影技法でCG なしで済ませていると思う。ストーリーも単なる警察からの逃走劇と、能力を使ったセコい小金稼ぎで語るほどのものではない。
じゃあチープでつまらない映画かというと決してそんなことはなく、ほとんど笑わない仏頂面の主演女優さんはしかしとてもチャーミングで、ダンサーのビッチなお母さん、怪しさとは裏腹に親切な変なDJ、たまたま彼女を追うことになった警官、そして主人公と行動を共にする聡明な少年(ラストの彼の決断と行動は唸った)など多彩な登場人物の造形、加えてクールな画面のつくりと音楽とで、総合的になんとも言いがたい不思議な魅力のある映画だった。
映画に3点、主演の女優さんと少年と、懐かしのセリカXX(2代目スープラ)に1点の計4点です。
雰囲気は楽しめるが、せっかくの「仕掛け」が活かされていない
韓国人女優のチョン・ジョンソが、ミステリアスで得体の知れないヒロインのキャラクターにうまくハマっている。
ただ、彼女が何者で、どうして人を操る能力を持っているのかがまったく分からないため、感情移入のしようがない。
解説では、赤い月の夜に、突然、能力を手に入れたとあるが、映画を観た限りでは、そうした経緯は理解できなかった。
いくら、「理屈」ではなく「感覚」を楽しむ映画だとは言っても、もう少し、彼女の背景的なことについての説明があっても良かったのではないだろうか?
彼女の能力にしても、てっきり「The Witch/魔女」のような展開になるのかと思ったら、ポールダンサーの小遣い稼ぎみたいなことにしか使われないし、警察が追ってくるだけで、謎の組織との派手な対決もないし、ショボいことこの上ない。
ヒロインの超能力少女はさることながら、金のことしか考えていないようなポールダンサーよりも、案外「いいヤツ」でホッコリさせてくれるDJよりも、最も魅力的なキャラクターは、ポールダンサーの息子だろう。
彼の、歯に衣着せない言動にはニヤリとさせられたし、空港での自己犠牲にも胸が熱くなったが、それでも、せっかくの絵の才能が物語に活かされなかったり、母親との絆の強さを実感できるような描写がなかったのは、物足りないとしか言いようがない。
そもそも、海外に脱出するならいざ知らず、アメリカ国内に逃げるのであれば、わざわざ航空機を使わなくても、バスで移動した方が、見つかる可能性も低いし、料金も安上がりだったのではないだろうか?
夜のニューオリンズの猥雑な雰囲気には見るべきものがあるものの、少女の能力といい、タイトルにもなっている「モナ・リザ」といい、「赤い月」といい、登場人物たちのキャラクターといい、逃走劇のプロットといい、せっかく用意した仕掛けがすべて中途半端で、不発に終わってしまっているのは勿体なかったし、残念だった。
個人主義が浸透したアメリカでも…
十歳くらいにアメリカ亡命後、里親も見つからず精神を患った少女
精神病院の生活の中で目覚めた特殊能力を、これからの自由な人生に発揮する話
何度も捕まりそうになるが、以外にも優しいDJや、自分の身を呈してまで少女(二十歳超えらしいが…)を守る子供の勇気には感動
無事少女は逃げることができたで…
もう一捻り欲しいところではあるが、直近に見た映画が、全くだったこともあって楽しめた❗
To be continueになれば、観たいな〰️
なんとなぁーく見たけど おもろかってん。
人は見かけによらず 親切すぎる人もいるもんだ
映画だからかもね。フツーは あぶねーよ。(笑)
子役が 凄過ぎ 大人になったら心配です。(^_^;
空港でのシーンは たーまーりーまーせーん。(^Q^)/゚
あの場面だけでも 素晴らしいです。
最初 ホラー映画かと思ったぜ。
ドキドキもんでした。
チョン・ジョンソ サイコウ
ザルな精神病院の特別区域からスーパーパワーで脱出するモナことチョン・ジョンソ。
謎のパワー(ぽわぽわぽわ~と音が鳴ります)は何なのか、関連する人物の掘り下げもしませんし、結構ご都合で話は進んでいきます。
私はそれ自体に不満はあまりなかったです。
音楽とサイケな映像の空気感をダラダラと楽しむ。
なんてったってチョン・ジョンソがかわいい。赤子のようによくわからない顔をして反復行動をしてくれるキュートさ。逆にまだ小学生なのに、理性的でスーパーイケメンのチャーリーを演じるエヴァン・ウィッテンが画面に収まるだけで観れる。
完璧な助太刀をしてくれるスーパーアッシー君ことDJファズ(エド・スクレイン)もいいスパイスになっている。部屋の装飾と目玉焼き最高でした。
全体的に満足ですが物足りなかった部分は、フォーチュンクッキーをもう少し活かす為にも追ってくる警官ぐらいは掘っても良かったと思うのと、パワーの利用をもっと豪快にしてほしかったです。
概ね好みな作品でした。
アジアの純心
精神科病院に12年間閉じ込められていた人の身体を操る能力を持つ20代のアジアンウーマンのお話。
拘束衣を着せられて隔離されたモナ・リザが爪を切りに来た職員を襲い脱走し始まって行く逃避行の物語だけど…折角の能力を活かしてあれやこれやということはなく、ストリッパーマムの小銭稼ぎに利用されるだけ?
哀しい宿命みたいなものをみせる感じでもないし、愉しい世界やどす黒い世界をみるでもなく何だかとっても中途半端なドラマで、しかも、えっ?これで終わり?わからなくはないけれど…。
空気感はユニークでなぜか惹かれるものはあったけれど、なんだか取り留めのない印象。
色鮮やかな映像とノリの良い音楽が最高に良かった作品。 本年度ベスト!
ぶっちゃけB級臭が漂う作品だったけど自分好みの映像と音楽で満足度は高め!
これに加えモナ・リザを演じたチョン・ゾョンソさんがとても美しかった!
拘束衣を着て街を歩く姿が何だかセクシー(笑)
12年間精神病院に隔離されていたモナ・リザが満月の夜に覚醒し、人を操る事が出来る力を手に入れる。
理由は全く不明(笑)
そのモナ・リザがニューオリンズの街でポールダンサーのボニーとお金を手に入れ警察に追われるストーリー。
とにかく鮮やかな映像が美しい。
ニューオリンズの街の光や看板。
店内のパッケージなど全てがカラフル。
これに加え広角レンズで映される街並みの迫力も凄かった!
ボニーの息子やDJのファズがモナ・リザに協力し街から逃げでるシーンのスリル感に引き込まれる。
空港でボニーの息子の思ってもいなかった行動に泣ける。
ファズの続編を匂わすセリフに期待します( ´∀`)
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