「いいのか悪いのかよくわからないけど、原作のストーリーのわかりにくいところは全部カットして、超単純化したような映画だった。」カラダ探し Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)
いいのか悪いのかよくわからないけど、原作のストーリーのわかりにくいところは全部カットして、超単純化したような映画だった。
実写化されると聞いて事前にマンガ版読んでみたけど面白かった。
面白かったのでどんどん読んで「解」の最後まで読んだ。
実写映画はどうかと思って期待して見に行ったんだけど、期待が大きすぎたせいか印象としてはいまいちだった。
原作をあまり重視していない感じでかなり改変していた。
どういう風に改変してたかというと、複雑なストーリーのわかりにくいところは全部カットして、超単純化したような感じだった。
初めて見る人にはわかりやすくていいのかもしれないけど、原作読んでる人には抵抗があると思う。
変だと思ったら、羽住監督って昔見た『ワイルド7』の監督だった。
『ワイルド7』は原作無視で、とにかくキャラを全部出してバイクに乗せて戦わせればいいんでしょう?みたいな映画だったけど、この映画も近いものがある。
とにかくキャラ全部出して「カラダ探し」させればいいんでしょう?みたいな作りになってる。
そんな感じだからホラーというよりも青春映画みたいになってしまって緊張感がまるでなかった。
「カラダ探し」の最初はどうなるかわからないんだし、タイムループで復活するにしても殺されれば痛いはず。
原作では協力しない人や裏切る人がいたり、体を乗っ取られて逆に攻撃してくる人、女子を襲う人がいたりするんだけど、そういうのを無しにされて文化祭の行事みたいにされても困ると思った。
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