「死んで、死んで、爽やかな青春!」カラダ探し しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
死んで、死んで、爽やかな青春!
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原作は未読です。
従来のジャパニーズ・ホラーとは一線を画す内容でした。
最近のお化け屋敷やリアル脱出ゲームのようなアトラクション性があり、ホラー映画だけどとても楽しく観れました。
死の無限ループから脱出するため、クラスメイトであっても殆ど接点の無かった登場人物たちが団結し、友情を育んでいく展開は青春そのもので、爽やかさが眩しかったです。
恐怖描写はオーソドックスながら、際立っていたのがアクションシーンの迫力のすごさ。赤い人やエミリーとの戦闘でスピーディーなアクションが展開され、手に汗握りました。
眞栄田郷敦の身体能力の高さがそのままアクションシーンに活かされていて、赤い人との肉弾戦や巨大エミリーにチェーンソーを叩き込むシーンの動きのキレの良さに惚れ惚れ…
昼間の青春模様と夜のスプラッタ描写のコントラストが素晴らしいし、「IT/イット」にも通じる怪物との対決のカタルシスに興奮させられ、観終えた時の満足感がハンパない…
ライトな気持ちで観られる青春ホラーの良作でした!
[余談]
巨大エミリーの口の開き方、「シン・ゴジラ」のゴジラのそれにそっくりでした。オマージュと勝手に解釈して、ゴジラ・ファンとして心の中でニヤついていました(笑)。
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