「ラストのほうを少しいじってみたい」カラダ探し グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストのほうを少しいじってみたい
主役の女子高生3人が超絶可愛いので、それがすべてではないにしても、〝魅せる映画〟として十分成り立っている。そんなふうに感心してしまいます。
というわけで、こういう映画に求めてはいけないのかもしれないけれど、もし可能なら、こうして欲しかったな、という点を蛇足ながら。
【以下、ネタバレ含むので、ご注意ください。】
①最終的に、アレ(以下、トロールという)の体力を奪い、鉄パイプという暴力的手段で倒しましたが、赤い女の子の無念は、元々物理的なものではない怨念なので、最終的な勝利の決め手は、高校生たちのピュアな友情や愛情という生者のプラスな精神でないと釣り合いが取れない。
あの6人がもし、トロール⁈を倒すホームアローンのようなアイデア+殺傷力を高めることができれば、勝ててしまうわけです。
死者の情念を鎮めるのは、生者の前向きな心持ちであって、暴力で勝ることではない。
②闘いのラスト。
鉄パイプを振り回したり、彼の様子を心配してるヒマがあったら、さっさと棺に頭を収めてください。
その方が高い確率で、彼もみんなも助かるのですから。
あの場面で観客をイライラさせるのでしたら、そういうことではなくて、次のような葛藤の果てに、鉄パイプに力を込める。そのほうが物語に深みが出ると思います。
夢が覚めて、元のイジメに合う孤独な世界に戻ってしまうなら、このままみんな食べられて消えてしまったほうがいい。
いや、生きてさえいれば、存在さえしていれば、やり直しがきくはずだ。だから、生きていたい‼️
私たちは消えないし、生き続けるんだ‼️
死んでるお前なんかのせいで、未来を奪われてたまるものか‼️
グレシャムさんこんにちは
あの赤いやつは、身体を探して欲しいのか欲しくないのかどっちやねん でしたね。
頭をなかなか入れないのはカナーリイライラしました。
あんなに小さい環奈さんが鉄パイでぶっ叩くくらいなら、早く入れんかーい。
しかも、最後に逆恨みされてるし。
グレシャムさんへ
同じく、「とっととソレを棺桶に納めろよ」ってイライラしましたw
結局、最後の鉄パイプ・ファイトと言う場面が撮りたかったんだと思います。今回は、心情よりフィジカルで決着を付けたので、続編は心情オチと予測します!