「さすが羽住監督」カラダ探し シゲさんの映画レビュー(感想・評価)
さすが羽住監督
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エンタメ映画を分かっていらっしゃる。
ホラー映画に免疫がありすぎて怖いとは思いませんでしたが
例の宇宙人映画よりも遥かに上質です。
最初の夜はルール説明がない参加型無理ゲーの強制プレイで全員死亡。
クリアするまで毎晩同じ事を繰り返す糞ゲーな事も判明。
しかし回を重ねる度に彼らは学習し計画を立て命を掛けたロープレを
攻略する為団結しキャッキャウフフで青春映画な無駄シーンまで。
キャラクター設定も定番すぎる盤石の布陣。
地味で目立たない主人公、頼りになるスポーツイケメン、ちょいワル影あり男、なぜか事情に詳しい眼鏡ヲタク男、尖った性格悪女、学級委員女はホラー被害者の会を作る為に集められたとしか思えないメンバー。
最初は血まみれ幼女(通称:赤い人)だったボスキャラが後半では
ボロボロ衣装の得体の知れないクリーチャーに変貌。
あの宇宙人映画と大きく違うところは恐怖を煽る為にボスキャラを
チラ見せしかしない所。これこそホラーの演出。
決着の付け方もホラーの定番、最後に底力を見せる主人公の手で解決。
ホラーのくせに珍しくハッピーエンドじゃん…と思ったらエンドロール後にワンシーン。次のゲームが用意されていました。
あの宇宙人映画を観た後じゃなかったら凡作評価だったかもしれない。
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