ブルーサーマルのレビュー・感想・評価
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大きな青空と空から見た風景が素晴らしかった。
青い大空が素晴らしかった。これは映画館でしか味わえない。250人ぐらい入る映画館で前から3番目の席だから、大きな青空と空から見た風景が最高だった。
グライダーに試合があるのがビックリ。グライダーのことやルールのことをもっと知りたかった。
近くで3月4日(金)からやってたのに見逃して銀座まで大遠征。
2022/4/19(火) ☀️ 丸の内TOEI
つるたまの地元
グライダーの構造は知っていましたが、機械や車に引っ張って飛び上がるのは知らなかったので驚きました。
よく考えたら、グライダーにはエンジンが付いていないので、引っ張ってもらわないと、飛び上がれませんね。
しかし上昇気流だけで、あんなに高いところまで行くことが出来るのも知りませんでした。
南アルプスより上?凄いです。
劇中のフライトシーンは、自分がグライダーに乗ったような気分になりましたね。
ストーリーの流れについては、特に突っ込みたいところはありませんが、最後のドイツの話はオリジナルストーリーでしょうか?
ストーリーの締めには問題無いと思うのですが、少しだけ違和感がありました。悪くはないんですけどね。
そういえば、冒頭でつるたまと母親の会話を聞いていて、あれ?この方言は?と思ったら、つるたまの地元は長崎でした。
同じ地元なので、嬉しかったです。
九州は福岡が人気ですが、長崎をテーマにしたアニメ作品を、もっと作って欲しいですね。
空の青さと上昇気流を知る人よ
『空の青さを知る人よ』という映画がありました。
井の中の蛙大海を知らず
されど空の青さを知る
たまきは、空の青さに加えて上昇気流の通り道まで鳥と同じように知っています。
たまきは、少しオトナとしての振る舞い方が身についてしまった人にとっては、眩し過ぎるのです。
自分もそうありたかったのに、自分が失ってしまったものをなんでそんな風に持ち続けているんだ?
でもたまき本人はまったく自覚していない。
周囲の人間からすれば、そういう人は眩しくみえるだけでなく、つい妬んだりしてしまうのです。
でも、結局は妬んでる自分が嫌になったりするわけです。だから、倉持も空知も一度は逃げてしまった(きっかけは別でもたまきからの潜在的な影響は大きい)。
何かから逃げてしまった経験。
そんな経験はひとつもない、と言い切れるオトナはいないと思います。私も明確に記憶してます。
そんなほろ苦さを伴う思い出というのは懐かしさにも似たところがあって、どこかで他人に対して優しくなれる暖かさも伴います。この映画が多くの人に受け入れられるのはそのためなのだと思います。
ところで、〝体育会〟という言葉に随分と敏感だったように描かれていましたが、今時の大学でもまだ、そういう風潮は色濃く残っているのでしょうか。
私も理不尽なシゴキのある体育会に所属していましたが、最近の後輩たちは、体力作りの練習もずいぶん合理的に、実戦で役に立つのかを考えながらやっているので、他の部活との違いは、それほどないと思ってたので、ちょっと意外でした。
面白いアニメ映画
漫画を読まずに鑑賞しましたが、面白かったですね。絵もきれいで、山などの景色のシーンはとてもきれいですごいな、と思いました。しかし、後半は詰め込み感が合ったとも思いました。
航空部は実際に大学などにあることも知らなかったです。
原作もその後に読みましたが、面白く全部で5巻あるのですね。5巻を100分ほどの映画に凝縮するのはすごい!
映画は映画で面白さがあるのですが、アニメ化してほしい作品でもありますね。
グライダーのこともわかりやすく、ついていけなくなることはありませんでした。
主人公の声は女優さんが演じていたのですね。てっきり声優さんかと思いました。意外!
部活動の大切さなどを表している作品だとも思いました。
ただ、グライダーを真剣にするだけではない点も良かったです。
なるほど、良いアニメ映画
評判がのいいので鑑賞。
なるほど、評判がいいのも納得。
原作があることをエンドロールで知りました。
ちょっと無理な展開もあるので、恐らく、2時間の映画には収まらない部分があるのだろうと。
ただ、映画の中でそれぞれのキャラの感情が伝わり、キャラが好きになります。
また、グライダーという馴染みのないスポーツだけど、分かりやすかった。逆に変な先入観がなくて良かった。
また、ある程度予想ができるスポーツものかと思いながら観ていたけど、最後はどうなるのかワクワクしたのも良い。
ウルッとするとは思っていなかった。
正直、原作も監督も知らなかったけど観てよかった。
エンドロールが外国人ばかりで良い事なのか悪いことなのか、気になりました。
浅い青春映画。絵や声優さんは好き。
主人公達以外の扱いがモブすぎて、付け合わせ感半端ない。入部→結果の流れが早すぎると感じた。絵や声優さんが素敵だったので、短い時間で内容詰め込み過ぎたのはもったいないと思ってしまった。
やっぱり急ぎ足になってしまったか。
他の方も書いていますが、ストーリーは良いのですが102分という制約のためいろんなものを詰め込みすぎてしまった印象。もったいない。
今からでも遅くないので普通に2クールぐらいのアニメで制作し直して欲しい。観たいので。
それ以外は素晴らしい映画でした。
ブルーな大空にポツンと心地よいホワイトグライダー
スクリーンの青い空に放り出されさらに高く高くブルーサーマルと共に夢の世界へ連れていかれました。
気流どころか人生のラッキーをつかんでグングン飛んでいく主人公がうらやましい!
爽やか青春アニメ!
いやぁ、いい!
もう、鬼とか、呪いとか、疲れますから、こんなアニメが見たかった。
「愛は最大の呪い」って、そんな訳ありませんから。
愛は呪いじゃありません。見返りを求めない愛だってある訳ですから。
爽やかって、なんていいんでしょう。青春って、なんていいんでしょう。
ツルタマかわいいじゃないですか。
彼女の愛は、手も触れられない純粋な愛ですよ。
セックスとヴァイオレンスはいりません。
作り話なんですから、何を好き好んで、この世の薄汚れた感情を持ち込むんですか。
上昇気流に乗って、大空に舞い上がって、雲の上を飛んで、最高じゃないですか。
青春はこうでなくちゃいけません。
ありがとう!ブルーサーマル!
僕も君と一緒に、真っ青な大空に舞い上がるよ!
飛びたい!
いろいろな意味で素晴らしい作品でした。
空の青さ、飛翔感、見下ろした大地の描き方、大学スポーツの雰囲気、合宿や競技会のリアル感、キャラクターの動きのコミカルさと自然な感じ、絵に合った声の演技も期待以上に良くて(特に榎木くん)、とても楽しめました。
予告編を見た時に不安になった、「素人の何にも知らない女の子」が浮いてるのではという部分は、少女マンガ的処理によりほぼなくなっていてホッとしました。
その一方で没入できなかった点をいくつか列挙しますと……
脚本というか、作品全体の構成の練れてない問題
少女マンガ原作であることの致命的な問題(物語の帰結点など)
恋愛についての描写不足とバランス問題
方言の微妙な問題(長崎弁、ドイツ語に聞こえない)
競技ルール等の説明不足問題
主将のキャラクター的完成度と魅力の問題
伏線の活かし方問題
思わせぶりに描かれたことがちっとも説明されない問題
主人公座学の不足すなわち観客の理解度問題
主人公のポテンシャルが競技に生かされてるのがいまいちわかりにくい問題
主将の実力がどうすごいのかが順位以外によくわからない問題
姉との葛藤問題にちっとも共感できない問題
……などなど、キリがなくなるのでもうやめます。
欠点はいろいろあるけどもう一度見たいなと思わせるだけの魅力のある作品になっていました。
グライダー、乗って飛んでみたい!
たくさんの人に見てほしいと思います♪
イイハナシではあるものの
原子力発電に関する何かしら?と大いなる勘違いをしていましたが、ソッチは『プルサーマル』。ツナギを着ていたせいで大学生による科学技術系と当初思ってた自分は、実は航空機の話と知って寧ろソレ以上に興味を持ったものです。
乗り物大好きな自分は当然飛行機も好きですが、それでも実際グライダーという存在はかなり遠くにあり、そう言えばこう云うのあったな、と思い出すくらい(パラグライダーの経験はあり)。なので一般の方にとってはもっと遠い場所の話になるでしょう。なのでココで航空技術の話を紡いでも喜ぶのは宮崎駿氏や自分くらいでしょうか。
従ってコレは純粋に『アオハル』以外の何物でもなく、寧ろソレとして鑑賞しなければなりません。リアルな航空機とその周辺の事情を追求し始めると、またたく間に脚本が追い詰められてしまう事でしょう。自分はその辺よく知らないので内容に上手くノッて鑑賞できた感があります。また『スポ根』目線で観ても比較的セオリーから外れた内容です。
なので見どころとしては、綺麗な青空や俯瞰の景色・描写、ほぼほぼガチな長崎弁と関西弁の応酬やコミカルな演出による作画など、動物みたいなツルタマとその周囲の人達の賑やかで和気藹々のドラマに、観賞の視点を向けた方が良さげな気がします。
ただあまりにテキパキと話が進んでしまうため状況の補完がゆるく、どうしてそうなった?的なトートツで不自然に思われるフシもワリとあるため、ソコはそれなりに脳内補完する必要があります。それでも些か微妙な部分もあるのですが、全体のお話がマズマズ面白かったので個人的には良好です。
上記の理由からマイナス部分としては、まずどうにも尺が短すぎる事で、個人的には姉の件までを2時間分使い、残りを2時間の前後編にしても良いくらい。難なら全13話のTVアニメにした方が良かったかも? 作中の季節的にも一年股に掛かってますし。それならもう少し内容や掛け合いのシーンを増やせて、リアルな人間を表現できたかも知れません(もしコレが原作通りならソレは無理かもですが)。
もう一つは、またしてもヒロインの中の人にガッカリした事。サスガに丸太(←棒の最たる様子)ではないにしろ、また権利関係からねじ込まれた訳でもないとは言え、そう云う余計なところで気が散らされるのも何だかなぁと思う次第です。その辺は『ドン・グリーズ』みたく内容に影響のない部分からやってもらうとか出来ないものでしょうかね?
方言も指導が付いてると思いますが、それでも所々微妙な空気が‥‥
と云う訳で、カップルがデートで見に行く映画としては良作かと思われ、普通に鑑賞する分にはマズマズの作品だったと思います。一方リアルな現場の臨場感を期待しては駄目かなぁと。。。
採点としては、★3.75位? です。
声
空を飛んでいるときの描写が気持ちいい。あと、堀田真由さんの声の演技に驚いた。声優さんと共演しても浮かないし、セリフ以外の音の入れ方も上手。すごく研究したのか、カンがいいのか。長崎弁もかわいかった。
もちろん、声優さんたちもさすが。声のことばっかり言ってるけど、地上と機上は声で通信するので、このアニメは声の果たす役割が他の作品より大きい。ポイント通過や高度を知らせる声で、地上の仲間やライバル校の面々がざわついたりするし、最後も声が先に再会するし。キャストのファンは堪能できそう。
主人公のたまきもチートだけど感じが悪くない。むしろ彼女に学びたくなる。たまきは入部してすぐ、体験飛行の楽しさを忘れられなくて、先輩と一緒にまた飛びたいと申し込み、「そういうの嫌いじゃない」とか言われて希望は叶う。順番待ちをしている部員たちがいるのでマナー違反ではあるけど。で、その後どんどん、優れた空間認識能力やなんかの天賦の才を生かして部のエースになっていく。
新しくどこかに行ったり何らかのコミュニティに属すると、まずはそこのルールやしきたりを探って把握して、そこから逸脱しないように行動するのが一般的な日本人の態度だと思う。でも、それでスポイルされる才能もあるだろうし、情熱が枯れていくかもしれない。不満をためこみながらの活動になってしまうかもしれない。それぐらいなら、人を傷つけたり、法に違反したりしない限りは、やりたいことはやりたいと言っていいのかも。
ちょっとよく分からん恋愛模様のほうはスルーしつつ、そんなこと思ってた。
なぜアニメで描いたのか?
「空を飛ぶ」ことが主題の映画なのに、その魅力がまったく伝わってこないのはどうしたことか?風に乗って空をかけるグライダーの躍動感をダイナミックに描いてこそ、この映画を、実写ではなく、アニメーションで作った意義があるのではないか?それとも、単に原作が漫画だから、それをアニメ化しただけなのか?
体育会系の話であるなら、もっとスポコンにしても良さそうなものだが、主人公を「天才」という設定にして、トントン拍子にエース・パイロットにしてしまうという展開にも共感がわかなかった。
登場人物の行動には、常に「なぜ」がつきまとい、キャラクターの描き込み不足の感が否めないうえ、無理に無理を重ねたストーリーも、終盤、ドイツのエピソードで、完全に破綻する。
どうして、この物語をこういう形で映像化したのか?その疑問を最後まで払拭することができなかった。
テンプレ設定とマイナースポーツ
最初の方はえらく急いでいる映画だなと感じた
さらに色々既視感あるテンプレ設定が満載でうんざりしていたがグライダーで空を飛んでから新人戦あたりまではそれなりに見れた。
また、空の描写が綺麗なのでグライダーの魅力がとても伝わってきたのも良い。
ただ、新人戦以降はかなり急展開が続いてあれよあれよという間に終わってしまった。
かなり消化不良な所がたくさんあったのだが、原作もかなり急いだ展開だったようなので致し方ないかと思う一方、原作の急いでる部分をうまい具合に補完して1クールのアニメとして作っても良かったのではないかと思う。
とても良いわけでもないが寝るほどつまらなくもないそんな佳作
グライダー乗りてえ!
やっている映画館が少ないので時間距離で最も近い映画館まで遠征?しました。
それだけの甲斐がありました!
原作漫画も未読だし全然知りませんが、
いい映画でした。原作者はグライダー部出身で描いたそうですが、グライダー部の活動がよく分かる映画だと思います。
自分はグライダーも飛ばない県出身なので大学にもグライダー部の事は全然分かりませんが、あんな感じなんですかね。
ただ関東に就職で上京してから河川敷の滑空場などでグライダーを見たり飛んでいる所を見る機会もあったりで乗って見たいな、と言う漠然とした憧れはありました。そんな気持ちを思い起こさせてくれる。
姉妹の確執や恋愛?など微妙な味付けもありますが、全体としては物語として良くまとまっています。
一つ言えるのは主人公は天才です!乗り始めて一年であんな飛べるわけねえ!
シャア以上、アムロ並みのニュータイプ?
そんな感じです。それともナウシカ並み?末恐ろしい。
作画も良くてグライダーの飛ぶ表現も素晴らしい。キャノピーの前の横滑り確認用の毛糸がきちんと揺れていたり、ラダーやエルロンも正しく動いている。着陸時には翼のスポイラー(エアブレーキ)も立つなど本当に乗って空を飛んでいる気分になる。
思わずグライダーで空飛びてえっ!て叫びたい。そんな映画です。
専門用語が出たりちょっとマニアックですが、
細かい事は見ていれば大抵分かる様な感じの作画になっているので心配は無用。
もっと多くの人に見てもらいたいですね。
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