「けっこうよかった」ナチス・バスターズ 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
クリックして本文を読む
時折ふざけていて、それが大して面白くないし、スリルをもうちょっと追及して欲しいのだが、けっこう面白い。少人数で大勢を相手に戦う様子が嘘くさくない。赤い亡霊の活躍もそれほど超人的でないし、最終的に死んでしまう。しかし、代替わりして伝説的存在が継続するのがかっこいい。先代は誰だったのか語られないままだ。
殺し合いの場面で指を噛まれるのが本当に痛そうだ。想像しただけで恐ろしい。
敵のナチスの中にもお人よしの兵士がおり、憎めない。せっかく焼いた豚を食べずに死んでかわいそう。
そもそもあの主人公チームがどんな集まりなのか不明なままだ。なんてことない単なる避難民なのだろうか。説明があったのかもしれないが把握できなかった。それほどトレーニングを積んでいる感じも、プロフェッショナルな感じもしない。塹壕に攻め入った時に、瞬殺できず手帳でナイフを防がれたりしてモサモサして逆にやられそうだった。
時間が短くて充実していて面白い。こういうのが増えるといい。
コメントする