「Apexの最期」BECKY ベッキー MARさんの映画レビュー(感想・評価)
Apexの最期
母親を亡くし1年、父親が連れてきた再婚相手を受け入れられず飛び出してしまった主人公ベッキー。そこへ脱獄犯の男達が現れ、若干13歳の少女が大男たちを相手に闘う物語。
とても5万時間もかけて考えられたとは思えないほどのド直球力技作戦で、顔も隠さず皆を襲う男達。対する、非力なベッキーは頭を使い闘いを挑んでいくが…。
コンパクトにまとめられたスプラッター作品。
そのゴア描写は中々のもの‼文字通り目を覆いたくなるほどの展開‼
「切り落としてくれ」からのまな板のシーンはマジでゲェ吐きたくなった。
スプラッターと知りながら観に行っておいてなんですが、ここ減点対象wごめんなさい‼
内容としては、云わばコメディ0スプラッター版ホームアローン的な話で、ハマる人にはハマると思うけど、個人的にはそれほど刺さらなかったかな。
それでも、Apexさんの最期にはゾクッと。残念とも言えるけど、ここだけ綺麗にしてもアレだし、残忍さに振り切ったストーリーに、ベッキーの今後が気になった。あと、父親の愛情は感動。
全体を通し、ドギツいながらも分かり易くはあるものの、あのサザエさんみたいな鍵について、何か説明されてましたっけ??僕が見落としているだけかもしれませんが…。
観ていながら、昨年同館で公開のスリー・フロム・ヘルのベイビーの前日譚なのかな~なんて思ったが、そうでも無いみたいだし、鍵は本当に何なんだろか?ただの通りすがりの偶然かと思ったが、それが狙いなら、やつら無関係ではないということ!?
本作単体自体はそれ程…って感じだったけど、次回作あるなら、是非残された謎を確認しに行きたいと思った作品だった。