「歌は自分をリスペクトしてもらうための手段」リスペクト 015🎬さんの映画レビュー(感想・評価)
歌は自分をリスペクトしてもらうための手段
"レディソウル"アレサ・フランクリンの生涯を天才ディーヴァのジェニファー・ハドソン主演で綴った作品。
ジェニファー・ハドソン主演。
あのドリームガールズでビヨンセを喰ったジェニファー・ハドソン主演です。
まあこの時点で何も考えずにチケット買いますよね、そりゃ。
で、内容。
結構壮絶でしたね。
ホームを飛び出した彼女が、最終的にホームの曲で彼女史上最高のセールスを叩き出したという展開が面白いですが、そこに至るまでがなかなかというか。
めっちゃ楽しそうに歌ってますが、ほぼほぼチャラ夫からのDVと束縛からの解放をテーマにしているような気がして、なんとも言えない心境になりました。
彼女にとって、歌は自分をリスペクトしてもらうための手段ということだったのかと、後半でようやく気付きました。
ラストのアメイジンググレイスはひたすら圧巻。
唯一難点を挙げるとすれば、監督が演劇畑の方であるためか、人の動きの描写がかなり大袈裟というか、ストレートに言ってしまうとわざとらしいというか。
あと、メアリーJの使い方がもったいなかったなと。
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