笑いのカイブツのレビュー・感想・評価
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生き辛さ
仕事でこういう若者に接したことあります。私たちが考える「普通」の付き合いが出来ないんですよね。生きづらいんだろうなぁ、大変な世界で生きているんだろうなぁ、と思って手を差し伸べましたが理解し合えることはありませんでした。
本人は大変なんでしょうが、周りにいる人たちも大変なんだよなぁ、と思いながら鑑賞。
実際のご本人が現在大阪で活躍されているそうなので、それが救いですね。
自分的には、菅田将暉の演技が見たくて行ったのでした。彼の演技は良いですよねぇ。その点は満足。ストーリー的には、いろいろ考えさせられ、ほろりともしましたが、今の自分には・・・この映画は必要ないかも・・・と思ってしまった。
でも、刺さる人には刺さる映画だろうなぁ。
泣いた赤鬼という昔話みたいな
面白いことして人を笑わせたいのか自分が面白いんだと知らしめたいのか
どちらも面白いことに変わりはないのだが後者のほうが我が強く感じられる
この物語の主人公、天音さんが演じたツチヤは後者なんだろうと思うが
前者の心を持つ瞬間とても素敵な表情をするからたまらなく愛おしいかった
人それぞれ、それなりの折り合いをつけて日々を過ごしていると思うが
ツチヤには折り合いがどうしてもつかない部分があって
菅田さんが演じたピンクも言っていたが羨ましい部分でもあり、地獄だと
北の国からの「まだ子供が食べてる途中でしょうが!!」よろしく
あの居酒屋のシーンは
この映画の中で唯一救いだったよう思えて泣けた
太賀さんが演じた西寺が青鬼で
ツチヤが赤鬼だった
昔話では青鬼が一役買って赤鬼は人間と仲良くなるが青鬼は人里を去ったが
この映画では赤鬼がお笑いの里から去ってしまった
何をどうすればよかったのかわからないが
人の中のグチャグチャなものが溢れ出して
彷徨う様は凄まじいものが画となって現れていた
岡山天音さんのベストアクト♪
主人公の変人ぶりが理解しにくい
凄まじきお笑いへの想い
岡山天音の演技が圧巻
人間関係不得意を言い切る頑固と出会い運
しんどいだろうなー ツチヤ
人間関係不得意 だもんねぇ…
でも 主張できるだけ強いよね…
というか 頑固なのよね…
実際のモデルがいるそうで
いい人に出会えたことに感謝しないとですね このツチヤさんは
この方、成功されているで良いのですよね?
お笑い関係に、あまり明るくないので存じ上げなくて…
成功されたから良いんでしょうね。
菅田将暉はやっぱり上手いなー
居酒屋のシーンは良かったなー
ちゃらんぽらんそーで
周りも見えてて 自分の境遇も理解できてて
折り合いをつけれてる人
で 関西人の感じも良く出てて
あー こんな人いるなーと思ったもん
松本穂香さんも
ベーコンズの仲野さんも 相方の板橋さんも
もちろん 天音さんも、
俳優さんは みんな良かったなー
でも ストーリーは
お笑いの世界の闇は知らないし
ツチヤさんという実在の人の人間性にはかなり引いてました
とにかく もう一度言うけど
出会った人が良かったことが ある意味 運なのかもね…
ただ 画面が暗すぎて観え辛いのと
セリフも聞き取り辛かったんだよね…
そこが もったいない気分…
演出だったのかなぁ…
コミュ障
笑えない映画でした。
対人関係をうまく築けない人が人を笑わせるために過剰なまでにストイックに生きる姿を映し出すとの事でしたが、この主人公に共感することは出来ませんでしたし、きっと作り手たちも共感はしていないんだろうなと思いました。おそらく、本人以外は誰も共感出来ないのではないかと思います。
世の中には本当に色んな人がいて、人間関係を作ることが仕事のような世界でも、それをうまく築けない人というのはやっぱりいます。自分だって自覚している以上に多くの失敗をしているに違いありません。
主人公ツチヤのあまりに破壊的な生き方に絶望的なもどかしさを感じながら観ていたのですが、そんな人でも見捨てない人というのもやっぱりいるんですね。理解者ではないのかも知れないけど、見捨てない人。
でも、見捨てない人がいるから生きていけるというのは甘えなんじゃないのかな。そんなことに思いを馳せる映画でした。
う~ん…
中盤以降見ていて辛くなる
実話に基づく話なのでしょうがないんでしょうが、取り憑かれたように、ひたすらネタを考えて、送り続ける序盤は主人公の才覚も感じられていいのですが、中盤以降は主人公が社会に適応できない描写が延々と続くため、こちらが見ていても辛くなります。
役者陣の演技はとても素晴らしいのですし、最後に希望を見出す展開は嫌いじゃないです、ツチヤタカユキさんに興味は湧きましたが、見終わってからの「よかった!」「面白かった!」と言う感情は湧いてこなかったです。
この地獄で生きろや
演技は素晴らしいが、コミュ症主人公に共感できず残念。
菅田将暉に期待して観に行きました
ピンクはチンピラで屑なのに人情味はあるという絶品の菅田将暉で期待以上でした。
仲野太賀の漫才は芸人顔負けで、岡山天音はじめ役者の演技は良かったのですが、ストーリーは人間関係不得意な主人公の独りよがりな言動にイラっとさせられました。原作は読んでませんが、主人公がコミュ症でも独りよがりでも、生きづらい苦しみを抱えていることに共感、同情を感じさせるような脚本、演出にして欲しかった
三人の若手怪物俳優の演技力を感じるだけでも価値あり
ドラマで脇役でいい味出してた岡山天音が主演で気になり見に行ったが、予告やこのサイトでの紹介も見ず観賞したら岡山天音の快演に衝撃を受け、脇役で出てきた菅田将暉に驚いた。
個人的にあまり菅田将暉が好きでなかったが脇役の菅田将暉はすごく良かった。
「すばらしき世界」で出会った仲野大賀はそれ以来ずっと注目してる俳優、これまた間違いなし。
この三人プラス片岡礼子の演技を観るだけでも価値あるが、内容はというと、主人公の狂気的さが凄すぎ、嫌なことがあれば酒に溺れるといった人間に共感できず入り込めなかったのは残念。お笑い作家でなくとも人として生きていくのには問題多くて。
そんな主人公を理解し受け入れてる松本穂香、菅田将暉、仲野大賀の主人公を思う気持ちにはグッと来ます。
結局紆余曲折を経ても主人公にはお笑いしかないのだが、カイブツと呼ぶにはこの作品では描ききれてないように思ったのは私だけだろうか。
さすがに人間力が乏しすぎます
観てよかった
俳優さんの名前の並びだけで早くから楽しみにしていた作品。
勝手に思っていた明るい作品ではなかったけど、期待を裏切らない作品だったと思う。
ただ、あんなに見ていて苦しいというか歯がゆいというか、そして何度かうるっときて、一緒に泣いた。
岡山天音×菅田将暉
岡山天音×仲野太賀
いずれのシーンもなんかぐっときました
終始どんなラストを迎えるのかとよぎってしまった
あと、
ケータイ大喜利みてました。少し違うとはいえ懐かしかった。他にも、ANNとかわかったりわからなかったりなのでググってみようと思う
エンドロールにあった出演した芸人さんたち そんなに沢山は見つけられなかったー
誰かの作った常識に、なんで潰されなあかんねん!
実際にツチヤさんからこの本を買ったことがある。 僕はうわっあのツチ...
実際にツチヤさんからこの本を買ったことがある。
僕はうわっあのツチヤタカユキだ!と緊張していたが、ツチヤさんは手汗ビシャビシャの手でアリガトウゴザイマス!と握手してくれた。俺より緊張しとんかい。
ピンクに近い感情んなったな僕は。
何となく俯瞰で見れて小器用に立ち回れる人間は一心不乱に何かに打ち込める人間に憧れる。
世間体を気にせず愚直に突き進むその姿は半径何メートルかだけだけど深く突き刺さる。
それはどこか儚さも同居してるからなんだろう。
自分がケータイ大喜利でレジェンドになった日にゃ周りに言いふらすだろうな。。
劇場の作家ラジオの作家になろうが、そしてそれが組織的なものに属さないで何かを真似ず自力で成し得た事に意も介さずさらなる高みを目指す。野良のこの感じ、コミュ障で金なくて汚いけどメチャクチャかっこいいと思う。
世間一般でいう怪しい物じゃないよ彼は。
カイブツ、傑物に近いかな。
集団に馴染めない馴染まないあの感じすごくわかる。
ノドの門がキュッと閉まって目を背けたくなるんだよな。笑いには関係ないしとか言い訳を作るのと、ずっと戦ってきた人間が風呂に入ってそれまでの戦いのアカが取れてしまうんじゃないか生ぬるい自分の嫌いな自分になってしまうんじゃないかという不安ね。
皆を笑わせられる=皆の頭の回路がどうなっているかわかる、世間にアジャスト出来る人間なはずなのだがところがどっこいそうじゃないという。
久々に長い日記を書いた。
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