「人間関係不得意」笑いのカイブツ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
人間関係不得意
私事で恐縮ですが、映画を観て中学生の頃を思いだしました。当時、お笑いフォークデュオのあのねのねが流行っていたこともあって、レコードが貰える懸賞に「赤とんぼ」の替え歌を投稿した。なんと、全国で2人だけしか当選しない懸賞でレコードを貰えたのだった・・・あぁ、懐かしい。5通くらい投函したのですが、何を書いたのかさっぱり思い出せない!
さて、アレマ侯爵というペンネームでテレビの大喜利番組にネタを投稿し続けていたツチヤタカユキ。やがて実力が認められて番組内レジェンドとなり、お笑い劇場の作家見習いとなった。1日に2千本のネタだとか、書きためたノートの数が凄まじい。トカゲ、ベーコンズ西寺などと彼の才能を認めてくれる人も現われ、大坂から東京へ。
やはり彼のコミュ障が災いしたこともあり、人間関係がギクシャク。はっきりと言葉には出てこなかったがゴーストライターの話もあったのだろう。死ぬことまで考え実行しようとしたツチヤ。果たして彼の能力がどこまでのものだったのか、さっぱり分からない。実際に喋って笑わすところがないので不明なのだ。
終盤、汚職政治家ネを路上で披露しているの若手芸人が良かった。その直後に川に飛び込んだツチヤだったけど、そのネタが彼を変えたのだろうか?政治ネタや世の中の風刺を得意とする芸人は少ない。というか、表に出てこない。実際のツチヤタカユキがどんなネタを提供しているのかさっぱり分からないけど、もし社会派なネタを創作しているのであれば評価したいなぁ。
あー、懐かしいです!
あの頃、新書より一回りサイズの大きい本が出てましたよね。
ジャンル不明ですが、タイトルが
『あのなのね』とか『ぼく、せんだみつお』とか…