「三人の若手怪物俳優の演技力を感じるだけでも価値あり」笑いのカイブツ 梅じんの相棒さんの映画レビュー(感想・評価)
三人の若手怪物俳優の演技力を感じるだけでも価値あり
ドラマで脇役でいい味出してた岡山天音が主演で気になり見に行ったが、予告やこのサイトでの紹介も見ず観賞したら岡山天音の快演に衝撃を受け、脇役で出てきた菅田将暉に驚いた。
個人的にあまり菅田将暉が好きでなかったが脇役の菅田将暉はすごく良かった。
「すばらしき世界」で出会った仲野大賀はそれ以来ずっと注目してる俳優、これまた間違いなし。
この三人プラス片岡礼子の演技を観るだけでも価値あるが、内容はというと、主人公の狂気的さが凄すぎ、嫌なことがあれば酒に溺れるといった人間に共感できず入り込めなかったのは残念。お笑い作家でなくとも人として生きていくのには問題多くて。
そんな主人公を理解し受け入れてる松本穂香、菅田将暉、仲野大賀の主人公を思う気持ちにはグッと来ます。
結局紆余曲折を経ても主人公にはお笑いしかないのだが、カイブツと呼ぶにはこの作品では描ききれてないように思ったのは私だけだろうか。
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梅じんの相棒さんのコメント
2024年2月1日
大吉さん、いつも共感ありがとうございます。
菅田将暉さんはあまり好感持ってなかった俳優でしたが、このシーンで味方が変わりました。
感情の表れ方が演技とは思えないほど。
映画館のスクリーンでこその迫力だったと思います。