「近くで見たら悲劇、遠くからみたら喜劇」笑いのカイブツ レビューとは到底呼べないレビューさんの映画レビュー(感想・評価)
近くで見たら悲劇、遠くからみたら喜劇
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誰でもそうだと思いますが、他人から見たら笑える話も本人からしたら笑えない話しがある。
本人が本気だから他人は余計に笑えてくる。
本気って一周して笑える。変に捉えてほしくないですが人間って一般の人からしたら狂ってる方が面白いし、自我がある方が面白い。
でもそんな本気になれる人達が羨ましい。
自分はピンク側の人間なのでそれが凄く羨ましかった。しかし本人は幸せもあるだろうが、もちろんそれ以上の地獄もあるだろう。当たり前だが夢なんって簡単に叶わないし、才能があったからと言って成功するわけでもないし、好きだからと言ってうまく行くわけでもない。それでも好きで前に進んでいる人間には魅力がある。
そんなツチヤが私は大好きになった。他人に嫌われても良いじゃないか、逃げても良いじゃないか、馬鹿にされても良いじゃないか。好きに勝るものなんてないのだから。
そんなツチヤを遠くから見ていたら笑えてきた。泣き笑いだ。凄く良い喜劇でした。
演者の方も皆さん良くてとても良い喜劇を見れました。
人間なんていつか死ぬ。一度自分を殺してまたやり直せばいい。情熱や好きは死なないのだから。
帰り際ミナミのツチヤも歩いたであろう御堂筋や引っ掛け橋などを歩いて帰ったがツチヤはいませんでした。
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