「盛り上がりには欠ける」キャンディマン ぎにゅさんの映画レビュー(感想・評価)
盛り上がりには欠ける
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まず、ホラー映画ではない。全く怖くない。
眠くなるホラーってすごくない?まあ、
ホラー映画としての盛り上がりには欠けるが、アメリカの根深い黒人差別への警告的映画としてみたらなかなかのできだと感じた。ただ主人公の役者に狂気じみたものをあまり感じられず、シャイニングのジャックニコルソンのように狂っていってくれたらよかった。笑
そういえばイケてる?(イケてるのかわからんが)高校生たちがキャンディマンと唱えるシーン、アジア人だけ途中で辞退していなくなって、白人だけ殺されるあたり、アジア人は一軍(スクールカーストに象徴される)にはなれず、どこか蚊帳の外てきな扱いを受けていて、かつアジア人自体もこういう差別ごとに他人ごとな意識をもっていることを揶揄しているように受けとりました。確実にありはするのに、アジア人差別って、やっぱりそこまで自分ごとに受け取れないもんなあ。
あとは影絵はなかなかよかったですね。
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