翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめてのレビュー・感想・評価
全454件中、261~280件目を表示
埼玉滋賀連合 大阪茶番の陣
かつて、ある闘いがあった…。
東京から徹底的に迫害されていた埼玉。
埼玉県人は通行手形が無ければ東京に入れない。東京に埼玉県人が居たら強制連行。
埼玉なんておぞましい。埼玉って言うだけで口が埼玉になる。埼玉県人にはその辺の草でも食わせとけ!
ダ埼玉、く埼玉、うさんく埼玉、うる埼玉、青く埼玉、田舎く埼玉、古く埼玉、アホく埼玉、バカく埼玉、ケチく埼玉、きなく埼玉、ドンく埼玉、貧乏く埼玉、面倒く埼玉、陰気く埼玉、辛気く埼玉、小便く埼玉、乳く埼玉、イカく埼玉…。
埼玉県人は待っていた。埼玉を自由の下に解放する救世主の出現を。
そこへ現れたのだ、救世主が。
千葉と宿命の闘いを繰り広げ、東京の陰謀を暴き、禁断のBLの果てに…
遂に埼玉は解放された。
埼玉は自由を手に入れたのだ。
これで闘いは終わりかに思えたが…、まだ終わっていなかった。始まりに過ぎなかった…!
バカもここまで堂々とやれば寧ろ天晴れ!
コケにするくらいのディスりなのに、何故か愛を感じる。
そんな奇跡の映画化『翔んで埼玉』!
前作は関東圏のみだったが、続編ともなると勿論。
他圏を巻き込んで、壮大な茶番劇再び!
埼玉のある野望。“日本埼玉化計画”。
だが、自由解放された事により埼玉県人は満足し、いつしか熱を失っていた。
埼玉を横に繋ぐ“武蔵野線”…? いやいやそれより、東京に遊びに行こう。千葉の“夢の国”に行こう。
またバラバラになりつつある埼玉県人の心を一つにする為、麗はある計画を発表する。それは…
埼玉に海を作る!
海水も白い砂浜も埼玉まで持ってきて。
目指すは異国の地・関西圏!
旅立つ麗と仲間たち。恋人・百美は埼玉で別の仕事。
そこで彼らを待ち受けていたのは…!
船が難破。仲間とはぐれた麗は、一人の麗しい青年と出会う。
名は、魁。“滋賀のオスカル”。滋賀解放戦線のリーダー。
麗は何処か自分と似たものを感じる。この時感じたものは実は…
魁によると、ここ関西圏でも地方格差激しく、牛耳っているのは大阪。周りの県人は通行手形が無ければ大阪に入る事が出来ない。
麗はこの異国の地で再び、虐げられる県人たちの解放と自由の為の戦線に身を投じていくのであった…。
関西へいらっしゃ~い!
早速愛あるディスり。
滋賀のナンバープレートには虫が付いている! ゲジゲジ!
滋賀には琵琶湖しかなく、陸地などあるのか…?
奈良には鹿しか住んでいない。
“和歌山”という未開の地。
前作ではディスりまくって大丈夫かとヒヤヒヤしたが、続編ともなればこちらのM気も増したもの。もっとディスって!
そんな中、悪の帝国として君臨する大阪。
何故か妙にしっくり来る。知らんけど。
大阪は府知事独裁。
府民は狂喜乱舞。
他県の者は捕らえられ、“甲子園”に。
大阪名物・たこ焼き。食べれば他県人だってハイになる。
“白い粉”で作り出されたたこ焼きの中身は…。
甲子園帰りの面々に異変が。言語が大阪弁となり、やたらと突っ込みたくなる。
あちこちで“阪流ブーム”。ちょうど今、阪神の“アレ”とタイムリー…?
府知事の恐るべき計画。全国を大阪にする。名付けて、“全国大阪植民地計画”…!
まあはっきり言って、やってる事は関東圏から関西圏に変わっただけで、ほとんど同じ。
埼玉県人の麗。驚きの出生の秘密。滋賀を訪れたのは偶然ではなく、運命だった…!
魁との本当の関係も含め、幾ら何でも取って付けたご都合主義過ぎる…?
その魁とBLの雰囲気。あれ、百美は…? 二階堂ふみの出番が加藤諒より少なくなっている気が…。
しかしその分、今回も強烈な新キャラが。
杏が麗しい。ちなみに彼女も二階堂ふみと同じく“男役”。
MVPは片岡愛之助&藤原紀香のご夫婦だろう。
劇中でも夫婦役。片岡は今回大ボスの大阪府知事、藤原はその妻で神戸市長。
片岡のド迫力とドスの効いた怪演。
藤原も女優としてのキャリアベストの怪演。
役柄の設定上不仲夫婦だが、お二人共ノリノリで楽しそうに演じ、仲睦まじさを感じた。
そして今回も、名もなき地べた這いずり回る県人たちが奮闘する。
GACKTも前作以上に熱演。低音ボイスの大阪弁に変顔に乳首責め。
話的にはブッ飛んだ面白さあって、前作の方が面白味と見易さあった。今回はちとごちゃごちゃ…。
小ネタの数々だけは勝る。
滋賀ネタがいっぱい。もう“とび太くん”は忘れないだろう。
大阪はパロディーの宝庫。“甲子園”という名のコロシアムはあの歴史スペクタクル。
地下深くにある“工場”。ミュージカル調で、何処かで見たような小人たちも…。
姫からの救難メッセージ。ラストシーンになるが、あの“夢の国”へ…。
巻き込んだのは関西圏だけに留まらず、ハリウッドまで…!
展開的には同じなので、お約束事は楽しい。
今回も現代パートの埼玉ファミリー。両親はブラザートム&麻生久美子からアキラ100%&和久井映見に変わって残念だが、娘はぱるるより朝日奈央の方が好きだな。この現代パートでも宿命の対決…!
決戦前に士気低い滋賀や奈良や和歌山。今回は魁が愛あるディスりながら鼓舞。
待ってましたの出身対決。大阪は人気実力トップクラスのあの俳優、人気と美貌を併せ持つあの女優。滋賀・奈良・和歌山連合はあの“お笑い怪獣”。そしてまさかまさかのご本人…! もう自虐ネタぶちこみ過ぎ!
自虐ネタと言えば、千葉解放戦線のリーダー・阿久津は今何処に…? “ネット見ろ”レベルの際どい所攻めてきたね。
笑いもディスりもネタも、一応真面目さも(?)、スケールも製作側の度胸もアップ。
でも、ただバカバカしさ下らなさだけじゃない。
差別迫害を無くせ。
一方的な独裁や不毛な争いと闘え。
誰しも自由と平和を手に。
今の世だからこそ尚更。普遍的なメッセージが込められているから、『翔んで埼玉』は愛されている。
ここまで来たら、日本全国制覇して貰いたい。
前作のレビューでも書いたが、是非我が福島含む東北へ!
この世界の東北って…?
裸で洞穴に住み、石器や槍を持ち、人語を話せない原始時代レベル。
そんな彼らの前に麗という名のモノリスが現れ、文明人の夜が明ける…。
なんていうのはどうでしょう?
埼玉対東北とか、北海道とか色々見てみたい
ちょっと、バランスを欠いたかな
おもしろかったかと言えば、おもしろかった
スベっていたかと言えば、スベっていた
前作も映画館で見ていて、その時は随所で笑い声があがっていた。
今作では、それがほとんど無かった。
ニヤリとはできるけど、声を出して笑うほどではないんですよね。
前作のヒットを受けての続編だから、金がかかってる。
有名俳優を贅沢に使っていて、それぞれにバカバカしさを一生懸命表現している。
・・・それが良くなかったんじゃないかなぁ
前半は、観客を置き去りに進んでいた感が否めません。
「ほらほら、二階堂のキャラを強くしてみましたよ」
「ほらほら、杏がこんなキャラやってますよ」
押し付けがましいねんっ!
( ゚д゚)
そんな中で、逆にものすごくハマっていたのが、
愛之助・紀香夫妻と川崎麻世
愛之助のバランス感覚が良いんだろうな。
周りを固めるふたりも演りやすかったのではないかしら。
小ネタは、それぞれおもしろかったんですけどね。
ちょっと、生かしきれてなかったイメージです。
でもまあ、おもしろかったですよ。
お勧めしない、という程のことはありません。
「もうすこし、上手くできたんじゃないかな」と思うだけ。
平和堂って全国チェーンじゃなかった?
完敗です
あいかわらず地元ネタ満載の壮大でノリノリな茶番劇
相変わらずの地元ネタ満載(今回は関西ネタ)の茶番劇で気持ちが良いくらい。「551」とか「たこやきくくる」とか、実在の企業もちゃんと出てきた。ミサイル発射は、そうくるだろうなあとは思ったが、さすがに千里のあの岡本太郎の塔は飛ばせなかったか~。埼玉側迎撃ミサイルの発射コードのもとになったあれは、実際にああいう風にかかれているのか?
麻世さんVS愛之助さんを もっと見たかった
とにかくくだらない、ガンバレ
だんじりかぁ〜、そらしゃぁないなw
前回以上に無駄に豪華キャストでもブレないB級コメディ。相変わらずの小ネタ炸裂は西も東も知ってるアタシ的には十分に楽しませていただきました。
でも、個人的には真のアクの黒幕は慇懃無礼にしてプライドの高さはパリに並ぶ、はんなりとイケズの総本山京都の方が良かったかしら。
京都市長は岸辺一徳か千原ジュニアで、150年に及ぶ怨念と京再遷都の陰謀とか、和歌山産偽装ネタで脅して紀香にキッチリ愛之助の大阪を裏切らせる展開とか、、大阪粉もんでは人情深くベタすぎて多分アクに成りきれないのよね、知らんけど。
で、滋賀はやっぱりネタ的には残念ながら弱いかしら、、とびたくんと鮒寿司と琵琶湖学習船「うみのこ」では、埼玉県民ですら誰も知らないのに「行田タワー」誘導弾にたった一発でもって行かれちゃいますよね、知らんけど。
京都弁本音アプリはあったら真剣に欲しいですw。
今回は本編は楽しめましたが最後が・・・
何も残らない(笑)関西人なんやけどね。
続編は無理だろうと思っていたけど、1作目以上にまとまっていて面白かった。
作目は原作があったから全く同じようには作れないにしろ、そこそこまとまった映画になったのだろうと思っていた。
続編を作ると聞いて、続きの原作はないから、むりやり原作に寄せるような作りになって、訳が分からない映画になるんだろうと思っていた。
でも実際に見てみたら1作目以上にまとまっていて面白かった。
滅茶苦茶な話なんだけど小ネタは超リアルであるあるになっているし、キャラクターはものすごくデフォルメしているけど、内面的にはこんな感じなんだろうと納得できる。
テーマ的にも差別反対みたいなことで普遍性があっていいと思う。
外見は滅茶苦茶なんだけど、中身は真実をついているという外見と中身がまるで違う映画だと思う。
笑えるコメディーだからといってばかにはできない。
というか逆にすごい表現方法だと思う。
どんなに現実的に見える映画も結局は作り話なんだし、現実的なところからかけ離れているコメディーでも表現方法として認められてもいいと思う。
1作目はブルーリボン賞をとったらしいけど、2作目も素晴らしかったから、1作目と2作目をまとめて、さらに有名な映画賞の作品賞をとっても全く不思議はないと思う。
今回の映画は関西が舞台で、滋賀県が中心になっていた。
関東人だから滋賀県のことは地名と場所くらいしか知らなかった。
アイドルグループ櫻坂46の滋賀県出身の武元唯衣さんが冠番組で滋賀県のことを話していたり、それこそミルクボーイさんの漫才でイメージしていたような程度だった。
関西のことはよくわからないけど、この映画見た感じでは大阪が一番偉くて、その次が京都か兵庫で、和歌山と奈良と滋賀が身分が低い感じなのかな?(知らんけど・・・)。
埼玉のパートは前作と同様にすごくいいところをついていて、自分自身も埼玉県民だけどおかしなところはなかった。
ただ埼玉県を横に横断する路線で、完全に繋がっているものは武蔵野線だけだけど、部分的に横断しているものはある。
でも東武線沿線と西武線沿線は繋がりが悪く、ほとんど分断されているので浦和と大宮みたいに仲間内で争っているというよりもほぼ別世界という感じはする。
東武線沿線(『クレヨンしんちゃん』の春日部方面)の埼玉県民は、池袋行くのは大変なので池袋には行かないと思う。
あと『行田タワー』には驚いた。
埼玉にはタワーはないと思っていた。
実際に見たことはないけど『田んぼアート』はよくニュースで見る。
そういえば田んぼなんだから高いビルなどないだろうし、タワー的なものがなければ見ることができないということに気がつかなかった。
行田といえば『忍城』(映画『のぼうの城』の舞台)と古墳公園くらいしか知らなかった。
地元民でもいろいろ気づくことがあるし、今回関西を舞台にしているから関西のこともわかる。
面白いので他の地方のこともやってほしいような気がした。
中盤あんまりだったものの
終盤にきて畳み掛けてきます
最終的には満足感で終えられました
超スケールアップした2作目
ちょっと金使いすぎじゃない?と思うくらい笑
今作は埼玉ネタからだいぶ離れて関西ネタが中心となるので
埼玉県民じゃないから興味ないという人がいたらもったいないです
近畿地方のみなさんぜひ見てください
そして
怒らないで笑ってね
怒るか怒らないかは県民性が出ますよ笑
岸和田のやつらはどうした?→だんじりがあるので来られません→そりゃしゃーないな
こういうものすごい細かいネタがふんだんに散りばめられていて
たくさんの都道府県ネタを知っていればいるほど笑える
私の場合は全国に友達がいていろんな話を聞いたことがあったのでちょいちょい気付くことができて面白かったです
埼玉県民ですけどね
行田にあんなもんがあるのは知らなかったですよ笑
次あたり九州ですかね?笑
地元ネタ
俺の生まれは関西である。
なので扱われるネタが身近に感じ、前作よりは笑えた。といっても失笑が99%なのだけだも。
ある意味振り切った演出なのだろうけど、趣味が悪いなぁと思う。
杏さんと二階堂さんがやはり流石だったなぁ。
藤原さんは相変わらずお綺麗だった。
全454件中、261~280件目を表示