降霊会 血塗られた女子寮のレビュー・感想・評価
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それは死を招く、禁断の遊戯
原題
Seance
感想
アダム•ウィンガード製作総指揮×サイモン•バレット監督コンビ女子高生最恐スプラッター•ホラー!
単なる悪戯、それが惨劇の幕開けだった、由諸ある女学園に隠された恐ろしき秘密とはー。
某YouTuberのオススメだったので観てみました。
スプラッター•ホラーと言ってもグロかったのは最後の2人くらいですね、蛍光灯と戸棚です。
怖さはあまり感じなかったですが1980年代系のBGMが印象に残りました。
カミールがスタイルよしの気が強い女でした。笑
格闘後の頭にコンクリの破片が当たって失神はめちゃ笑いました笑
題名の降霊会は名前だけで幽霊もちょっとでリベンジ系だと思います。
カミールという名前は偽名、ケリーの死の真相を知るために…。
最後のキスは何だったのか…笑
登場人物紹介
カミール、転校生
ヘリナ、カミールの友人
アリス、リーダー格
ベサニー、優等生兼…。
イヴォンヌ、アジア系
ロズ、アフリカ系
レノーラ、最初の犠牲者
ケリー、謎の転落死
トレバァー、用務員兼…。
ミセス•ランドリー、校長、トレバァーの母
※エデルヴァインの霊よ 姿を現せ
降霊会に騙された
降霊会をテーマにしたホラー作品で、スプラッタホラーと宣伝されていたのが妙に気になり、そんなに暴力的な幽霊を召喚してしまったのかと思っていた。確かに降霊会を皮切りに女学生が一人ずつ命を落としていくという内容で、それも呪い等の陰湿な形では無く、刺す、切りつけるという物理的な攻撃によるものなのである。これらに若干違和感を感じていたが、こうやって彼女たちはたちの悪い幽霊に殺されていくのかと思っていた。だが、ここで忘れてはいけないのが製作陣だ。製作には「ザ・ゲスト」「サプライズ」のアダム・ウィンガード。低予算ながら豊かな発想力で度肝を抜く作品に定評があり、近年では「ゴジラVSコング」の監督を務めた。
そして、監督はアダム・ウィンガードと何度もタッグを組んでいるサイモン・バレット。大作こそ手掛けていないが、「V/H/S」シリーズや、「ビューティフル・ダイ」等を手掛けたプロデューサーだ。よく考えたらこの二人が揃ったらやる事は1つ。いかにして観客の度肝を抜くかだ。
本作は、降霊会というテーマを利用した、観客の思い込み等を一気にぶち壊すアトラクションの様な作品である。この2人あってのこの作品という感じだ。終盤に行くと畳み掛ける様に大きな大どんでん返しな展開が待っている。観客を驚かせる事に特化しているのには脱帽だが、過去作の「サプライズ」でもやや感じた、これをホラーと呼ぶか否かがやはり引っかかる。
演出の数々は匠のレベルだが、ホラーとして怖いかと聞かれると正直全く怖いと思わない。本作は「降霊会」という霊的な現象を少なからず期待してしまう内容であり、それが中盤までの展開として続いていく。いよいよ後半を迎えるタイミングで話の毛色が変わってくるのだが、それでの間が怖いとも思わず、ときめくストーリー展開も感じられずという駄作感丸出しの構成になっている様に思ってしまった。ここの恐怖に対する質を上げてこそ、後半の怒涛の展開が際立つのでは無いだろうか。それに関しては期待値を大いに下回ってしまった。だが、エンドロール後の爽快感は毎度の如く感じるものであり、やや安心した。
恐らくネタバレを読んでからだと相当勿体ない作品の為本レビューもネタバレフラグを付けておくことにする。
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