にじいろトリップ 少女は虹を渡るのレビュー・感想・評価
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大人から子供まで楽しめる
この映画は、ミュージカルのような映画で、主人公の女の子を引き立てる映画に仕上げたんだなと感じました。
内容の8割ほどは歌と踊りが混じっていて、耳に残るようなリズム感が多かった印象です。
終わり方は少しモヤっとした感じでしたがそこ以外はとても楽しく観れました。
舞台挨拶で監督が「子供から少女に変わる瞬間を収められてよかった。それだけで満足。」と言っていて、そう言った思いが込められていたんだなと感じました。
主人公の女の子はエンディングも歌っているらしく、とても歌がうまいなという印象でした。
ビジュアルもよく、現在中学1年生らしいのですが受け答えもしっかりしていたので、大きくなったら有名になるのではと思いました。
総合的に良い点が多かったので評価を5とさせていただきました。
心の声
不仲の両親に復縁して貰いたいと願う11歳の娘の話。
喧嘩ばかりで離婚間近の両親とキャンプ場にやって来た娘が早朝一人で龍神様の宿るという滝を目指すストーリー。
母親は別居中でキャンプ場で合流という流れから、互いにカマしあう両親に娘は何を思うのかってことですね。
どっちもどっちだけど、ママはちょっと勝手過ぎじゃないですか?理解しているつもりはいかんよ。
そこから強引には行かなかったから良かったけれど、作品としてはあまりパンチが無かったかな。
そして何より、主人公の女の子をみせる作品としては正解なのだろうけれど、ミュージカルとしてつくるには、もうちょいお稽古が必要ですね。
そして舞台挨拶…監督がストーリーどうでもいいって言っちゃダメでしょ。
観ているこちらが赤面
なんというか…実に評価に困る作品。
離婚間近な両親の復縁を歌で願う少女をミュージカル仕立てで描いているが、ミュージカルに抵抗はないはずなのに、観ているこちらが赤面したくなる出来。主役が子供だからというわけではないが、学芸会の遊戯を観ている感覚に近いというか。
監督が本作を撮った意図や経緯を知らずに観たが、観終わっても特に知りたいと思わなかったのが全て。
監督の前作『れいこいるか』も全然ノレなかった事からも、自分とはどうやら相性が合わないんだなと思う事にした。
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