マスター・オブ・カンフーのレビュー・感想・評価
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徳の武術家への道
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サンテレビ「シネマスタジアム」で鑑賞(録画)。
武術を極めるとは、ただ強いだけではいけない。徳を持つ人物となることこそ、いちばん大切な極意なのである。
…観始めてすぐ、そう云う結末になるのではないかと簡単に予測出来た。結果、予想が当たってとても嬉しい。
革命の機運に巻き込まれた武術家が、天津一の道場をつくるべく7つの道場主と戦う試練に挑むと云う筋だが、物語のメインとなる要素がふたつあるため、散漫になってしまっている印象である。どちらか一方(個人的には、武術家としての面)にフォーカスすれば深堀り出来ただろうに、残念に思う。
ワイヤーはなくした方が・・・
清朝末期。清朝打倒の動きに巻き込まれた武道家を描く物語。
実在の武術家・霍元甲(フォ・ユァンジア)をモチーフにしたカンフー映画です。
若干ワイヤーが悪目立ちしますが、カンフーアクションは流石の迫力です。
ジャッキーやブルース・リーの迫力には及びませんが、真摯にカンフーを魅せてくれる映画には好感を持ってしまいます。
物語は、天津に道場を開くための闘いと、革命を助けて悪代官と闘う物語の2本立て。でも2本はいらなかったように思います。
もし2本立てにするのであれば、ワン師匠をもう少し丁寧に描かないと物語に深みが出て来ずに、寧ろ「とって付けたような・・・」印象を受けてしまいます。
少し勿体なかったですね。
私的評価は普通にしました。
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