「葬式に備えるのはそんなに異常なことではないよ」スープとイデオロギー 三毛猫泣太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
葬式に備えるのはそんなに異常なことではないよ
52歳で独身を匂わせるヨンヒ、ちょっと親近感わいたけどすぐにかおるさん登場。なんか情けなげな感じだけどいい人そうじゃん、良かったねヨンヒ。と思ったけど、葬儀場のデモ葬式のチラシに激怒、「お前さぁ」みたいなカスハラ丸出し口調にまあ引くよね。かおるさん終活って言葉ご存知ないのかしら?知らなくてもいいけど老親が死ぬことを想像できない?しようとしない?のって幼稚な感じしちゃいますよね。これでかなり心離れました。前作はアボジがとにかく魅力的で、朝鮮総連の幹部なんて悪魔のような顔をしてるんだろうと思ったけど、あにはからんやランニングにステテコで近所ウロウロしちゃう変な自作体操をする普通のおじさんでした。このギャップだけでも良いもん見た〜って感じがあったけど今回オモニはちょっとキャラが弱かったね。4.3事件はまったく知りませんで、勉強になりました。韓国政府が信じられず、北の帰国事業に賛同するようになってしまうほど悲惨っていうのが衝撃でした。
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