「さすが…」スティルウォーター ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
さすが…
不器用すぎて娘からは無能くらいに思われている父と、それでもそんな父を頼らざるを得ず、失望感を募らせる娘。
それは舞台がフランスだから(アメリカ人にとっては究極のアウェイだから)でもあるんだが、じゃあ逆だったら?と考えると、アメリカで言葉が通じず酷い目に遭う物語は、アジア系にせよヒスパニック系にせよ、なんかいろいろあった気がする…
これはそういう感じが分からないアメリカ人向けなのかも…
物語は結局なんらか「ミスコミュニケーション」みたいなところに収束してくるんだが、それも含め正解がない感じがなんとも切ない…
マット・デイモンの駄目な感じも、アビゲイル・プレスリンのイラついてる感じもリアリティがあって素晴らしかった。
さすが…
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