「早くも続編待望論 福山雅治×柴咲コウ×北村一輝がもたらす稀有な安定感」沈黙のパレード 大塚史貴さんの映画レビュー(感想・評価)
早くも続編待望論 福山雅治×柴咲コウ×北村一輝がもたらす稀有な安定感
劇場版としては「容疑者xの献身」「真夏の方程式」に続く第3弾。
今作を観て感じたのは、やはり「ガリレオ」シリーズには福山雅治、柴咲コウ、北村一輝の
相性が抜群に良いということ。
「真夏の方程式」で福山扮する湯川のバディとして奮闘した吉高由里子の芝居も素敵でしたが、
やはり15年という重みがもたらす「あうんの呼吸」には唸らされる。
今作ではさらに、「ずん」の飯尾和樹が素晴らしいパフォーマンスを披露している。
娘を殺害された父親を演じ、振り上げた拳の落としどころが分からず、怒りと悲しみに
支配されていく姿を体現してみせた。
娘役の2人、川床明日香と出口夏希の今後についても、大きな期待が寄せられる。
とにもかくにも、シリーズを振り返ってみても個人的には最も良い出来ではないかと感じた。
引き続き、シリーズは続くだろうなあ……、間違いなく。そして、早く観たい。
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