「自分と向き合うということ」ぬけろ、メビウス!! サスペンス西島さんの映画レビュー(感想・評価)
自分と向き合うということ
2023年劇場鑑賞10本目 傑作 76点
予告に惹かれて劇場鑑賞したミニシアター邦画
遅咲き青春映画ということで契約社員の5年ルールと長らく付き合っている彼氏との結婚を考える時期と相まって、今後をどう生きて行こうか嫌でも考える時期に直面するドラマを描いています
当方が期待値が低く前情報少なめで鑑賞した作品に弱いのもありますが、すごく刺さった
主人公が同世代の設定なのと教員を目指していたこと、長い恋人がいること、長らく契約社員をしていること、ほぼ全ての設定が当てはまり、それだけで共感性というか、スクリーンが鏡なのではないかと錯覚するほどの再現度で、没入したのを覚えています
良いとこの彼と出逢ったり、その人に対しての接し方でクズが滲み出てしまったり、それによって友人を失いかけたり、受験勉強に努めるシーン、長く付き合って仕事が忙しくなってきてもそれなりに円満な彼との仲、それぞれのシーンがちゃんと省くことなく使われており、ちゃんと説得力がありました
ミニシアターなのでアマプラ等で見れる様になるかわかりませんが、また必ず観たい、残る作品になりました
是非
コメントする