「ヴァレリー・ルメルシエ監督・脚本・主演の映画。 ヴァレリー・ルメル...」ヴォイス・オブ・ラブ 木村忠啓さんの映画レビュー(感想・評価)
ヴァレリー・ルメルシエ監督・脚本・主演の映画。 ヴァレリー・ルメル...
ヴァレリー・ルメルシエ監督・脚本・主演の映画。
ヴァレリー・ルメルシエ渾身の俳優魂が感じられます。
最初、12歳のセリーヌ・ディオンが出て来て、ずいぶん老けた子役だなあと思っていたのですが、アラ還のルメルシエが演じていたとは驚き。
昨今、マクドナルドのコマーシャルで中学生役を演じた宮崎美子も真っ青の演技です。
映画の中の歌唱は、ビクトリア・シオという人が担当しているのですが、これもセリーヌ本人かと思うような素晴らしい歌唱力。
演技派女優の存在と抜群の歌唱力で歌われた歌があれば、あとはエピソード挿入的になっても十分に楽しめます。
ストーリーを楽しむというよりも、セリーヌの人柄を楽しむといった感覚で見たほうがいいのかもしれません。
悪人も出てこないし、波乱万丈といったストーリーではありませんが、個人的にはかなりお勧めの映画です。
あと、メイクアップ担当のゲイの人がいい味を出していたと思います。
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