「Gotcha, 再び。」ハロウィン KILLS MARさんの映画レビュー(感想・評価)
Gotcha, 再び。
40年振り、ブギーマンとの死闘が終わったかに見えたその夜の続きを描いた作品。
前作の鑑賞は必須すぎますね。ワタクシは鑑賞済みですが、復習すれば良かったと思うほどにそのまま繋がってます。
序盤は40年前のハロウィンの事件が描かれる。
心なしか一昔前の映画作品を観ているような描写で、どことなく懐かしい感じ。良いですね~。
程なくして、場面は2018年に戻ってからはブギーマン全開‼消防士さん達…。
それからというもの約90分間、ジャブなしのフルスイングオーバーハンド連発なスプラッター劇場が爆幕‼どんどんと死にます。
本作は3代親子というよりも、40年間の恐怖を終わらそうと躍起になる町の人々が主人公といった所か。素人らしく殆ど当たらない銃弾や、すぐにパニックに陥る様がリアルで面白い。
とにかく最初から最後まで緊張感いっぱいのスリリングな作品。
それは良いけど、流石にこうまでずっと同じテンションだと…っていうのはあるかも(笑)
スプラッター描写はあれど、ブギとの闘いを前面に出し過ぎててちょっと子供っぽい内容かもしれませんね。刺し違えてでもヤツを…といったおばあちゃんの気概にはアツくなったが。
それでも、恐怖に支配された群衆の恐ろしさ、脆さっていう側面も描かれていたのかな。病院のシーン、確かに昨今のアメリカでよくみられた光景かも。
上述の通り、ずっと頂点という意味で起伏を感じなかったし、前作と比べてもシンプル過ぎるかなぁと思いつつ、終始ハラハラしたし、いただきからの皆の揃い踏みにはゾクゾクッとさせられたbb
もうちょっと勝負になって欲しかったけど(笑)
最後はちょっとショックだったかな。これからどう落としていくのか?
評価は結構割れているけど、個人的には結構好みの作品だった。時間があれば、前々作・前作と通してもう一度観たいかな。
そしてエンディング曲、ちょっとカッコよすぎません!?