「何だかんだで、白石さんが良いのかも」嘘喰い やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
何だかんだで、白石さんが良いのかも
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最近、上映前の予告編の終盤に『余命10年』の予告が流れるんですよね。
原作を読んでいるせいか、何回観ても目がうるっとしちゃうの。
だから、最近観た映画は、『余命10年』の予告の余韻を引きずりながら鑑賞していました。
だけど、この映画はオープニングがカッコ良くて、一気に映画の世界観に引き込まれましたよ。
そして、そこからの展開がスピーディーで、飽きずに楽しめるんですよね。
その中で、横浜さん演じた獏の茶目っ気有る感じや、佐野さん演じた梶の人の良さそうな感じが出ていて、二人を応援したくなってくるんです。
ただ、この映画のクライマックスの敵の佐田国が、元が善良な化学者なので、どっちにも負けて欲しくなくなっちゃうんですよね。
なので、最後は胸くそ悪くなりそうなのですが、そこまでではなかったの。
なんでか考えたんですけど、多分蘭子を演じた白石さんが、一貫して浮いた存在感で演じてくれたから、この漫画の様な世界観の映画に残るリアリティを完全に打ち消してくれたんだと思うんです。
もっとシリアスな演技されたら、結構胸くそ悪い映画になっていたんじゃないかな。
原作を知らない私は、この映画を楽しめました。
個人的メモ・・・助手の女性は結城モエさん
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