「1作目は恐ろしい悪役だったが、本作は「善玉」に近いという、「ターミ...」ドント・ブリーズ2 省二さんの映画レビュー(感想・評価)
1作目は恐ろしい悪役だったが、本作は「善玉」に近いという、「ターミ...
1作目は恐ろしい悪役だったが、本作は「善玉」に近いという、「ターミネーター」のような展開。
謎の武装集団によって、一緒に暮らしていた少女を連れ去られてしまった元軍人の老人。
リーダー格の男は、この少女の実の父親で、老人が誘拐して育てていたのだという。
両親の元に戻って、これもめでたしめでたしなのかと思いきや、男の目的は恐ろしいものだった。
老人が完全なる善人というわけではないが、少女にとっては育ての親だったという微妙な関係が視聴者を惑わせる。
一体どちらを応援すればいいのか。
結末は物悲しいが、少女のためにはこれが一番よかったのかもしれない。
少女が自分の名前を本名ではなく、「フェニックス」と、老人につけられたであろう方を名乗っていたのが印象に残った。
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