「連ドラ向き」異動辞令は音楽隊! uzさんの映画レビュー(感想・評価)
連ドラ向き
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正直に言うと、感情の流れが滑らかに感じなかった。
主人公が音楽隊に向き合い、丸くなっていく転機は春子とのセッションだとは思うが、出来事としても弱く、笑顔を見せるなどの演出もなし。
反感を抱いていたはずの春子がお好み焼き屋で成瀬を引き止める態度にも違和感アリ。
娘との仲直りにも、楽団員がやる気になるのにも、もうひとつふたつ段階が必要だと思う。
しかし、各シーンでの役者の演技が素晴らしかったため、ある程度脳内で補完。
後輩刑事はなんだかんだ成瀬を尊敬してる部分もありそうな描写だったのに、お前がやったんかい!笑
そこは別の人がよかった。
強盗グループのリーダーは強すぎるし、刑事は無能すぎる。成瀬も追う前に太鼓を降ろせ。
など捕り物の描写はヒドかったが、そこにツッコむ作品ではないのでしょう。
それにしても、演奏シーン楽しそうだったなぁ。
非常に微笑ましかった娘とのセッション含め、上手すぎない塩梅も見事。
。。と思ったら、全部実際に演奏してるとか。すごい。
いいキャラも多いし、題材も多く含まれていることもあり、連ドラでやった方が映えそうでしたね。
そういえば、不似合いな腕時計についても結局触れられませんでした。
娘か元嫁からの贈り物なのでしょうが、序盤でアップにしたり娘さんに壊されたり、意味深にするなら回収してほしかった。
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