「もうあの感動から16年かー、、、、」トランスフォーマー ビースト覚醒 ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)
もうあの感動から16年かー、、、、
数えていくと2007年の「トランスフォーマー」から7作品目と言う事で時の流れやストーリーを思い出して鑑賞。
前作の「バンブルビー」はアクション控えめな作品であったが、今作は各所にアクションが楽しめ時間も長めだが冗長になることなく楽しめた。
しかしながらトランスフォームシーンも何度も見てしまった為かw
新鮮味が薄れてきた気がして以前は細かいところまで「すげー、すげー」と楽しめていたが味がしなくなってきている自分に危機感がw
アクションシーンも楽しめるし非常に良いのだが、もう少し変形を上手く組み合わせて見せてくれると楽しめる。
たぶん変形シーンはお金がかかるのであろうが、このままだとただのロボットが暴れ回っているだけでトランスフォーマーの意味合いが薄くなっている。
またビーストウォーズの人たちの存在感も途中から出てくるし薄いw
もう少し敵の主要キャラクターをしっかりと設定して視覚的にわかりやすくして欲しい。
ラストの方で色のついていない敵がワラワラと出てくるのは見た目もボリュームあって良いのだがやはり面白みがないし、そんな敵にもし味方がやられると興醒めしてしまう。
ミラージュのキャラがたっていたり、エアレイザー(だったけ?)も良かったが、味方・敵合わせて「うーん」な部分が多い。
ラストの身体に装着するタイプの部分は新しい試みで面白いと思った。
また主人公の男女も演技やキャラとしては悪くないが感情移入はいまいち難しい所だった。
チームの設定を推していたが、そこまでチーム感が薄いのももうちょっとなんとかしてくれといった所w
作品としてはもちろん面白いし、素材としても非常に良い作品だがそれをうまくかけあわせていってくれればというところ。
そこを行くと「ダークサイド・ムーン」のあの予告の時点でのワクワク(特に音楽!おしっこチビるかと思ったw)とか個人的にはマイケル・ベイ監督がフィーリングが合うんだろうなーと感じる。
しかしやっぱり「トランスフォーマー」を映画館で見る至福の時間は人生で何度もないので今後も大切に楽しんでいきたい。