ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガードのレビュー・感想・評価
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後半の戦闘シーンは目を見張るものがある
名優揃い、まさかのモーガン・フリーマン出演で驚いた
コメディ仕立てなのはとてもいいが、
夫婦の愛の営みシーンがアホほどあってかなりくどいかな
(ただの下ネタは個人的に好きではないので、ここで減点した)
主人公の動機がやや弱いまま後半に入っていくが
夫婦+ボディガードという関係性が変化していくのは良い
戦闘シーンの描写がいい
ちゃんとくだらないやりとりの中にも伏線が張られていて
催涙スプレーでの反撃、防弾チョッキは拍手喝采もの
爆発で完結も爽快で良い。
比較的短いのでサクッと見れる良作
安定感あり…
アクションあり、コメディあり、前作より突出した面白さ、目新しさは無いのだが、マイケル父が出てきたり、キンケイドが不妊だったりと新たな要素を盛り込み、工夫している感じ。何よりソニアが前作より出演シーンが増え、メインキャストの中でも一番目立っており、サルマ・ハエックが好演していた。
殺し屋とその妻と用心棒
普通は殺し屋から要人を守らなければならないが、こちらは訳あってその殺し屋を守るハメになったボディガード。
痛快アクション・コメディの続編。前作と併せて鑑賞。
にしても日本では、前作は配信のみで劇場未公開、今回は劇場公開とヘンなスタイル。観に行って、アレこれ続編だったんだ…と知った方も多いのでは?
前回の活躍により、賞も戴いて華々しくボディガードの世界へカムバック!…とはならなかった。
寧ろその一件でライセンスを剥奪され、“クロサワ”のトラウマ悪夢を見、カウンセリングに通うブライス。
カウンセラーから厄介払い…じゃなくて勧められて、初めて休暇を取る。
やって来ました、イタリアは(パンツみたいな)カプリ島!
銃も殺しも無い日々(正確にはまだやって来て12時間だけど)を満喫。
しかし!そんな彼はまたしても…
因縁の相手、キンケイド。
でも、キンケイドはキンケイドでも、キンケイドの妻ソニア。
新婚旅行でイタリアを訪れていたキンケイド夫婦。が、夫が何者かに囚われてしまった。
「マイケル・ブライスを呼べ」
ちゅー事で、ソニアはブライスを無理矢理…いやいや、協力を求め、夫を救出。
再会早々、お決まりのバトル・トーク。キンケイドは“ブライスを呼ぶな”と言った筈なのに、ソニアは“ブライスを呼べ”と聞き違えたようだけど…。
何はともあれ、救出。めでたしめでたし…って、早すぎない?
本題はここから。
直後、何者かに身柄を拘束された3人。
インターポールのオニールは、海運王アリストテレスがギリシャ再興の為にEUへ企てるサイバー・テロを突き止め、情報屋を使っていた。
ところが、その情報屋が殺されてしまう。殺したのは、ブライスら。この情報屋、キンケイドを拉致してひと悶着あって…。
情報屋を失ったオニールにより、ブライスらはサイバー・テロ計画阻止という任務を課せられる事に…!
殺し屋を警護する任務から、今回はテロ計画阻止任務へ。
再びタッグを組む事になったブライスとキンケイド。二人のやり取りはもはや安定。
今回これに加わるのは言わずもがな、キンケイドの妻ソニア。
前作では出番は僅かだったが、強烈なインパクトを残したソニア。女詐欺師。
夫を罵り倒し“ゴキブリ”と呼びながらも、愛している。キンケイドもそんな妻にゾッコン。
キンケイドも無鉄砲なら、ソニアもクレイジー・ワイフ。
そもそも序盤の銃撃戦は追っ手ではなく、自分のお尻を触った不届き者へのやり返し。
言動もアクションもヤベーくらいイカれてる。
爆弾仕込みの腕輪を付けられるわ、アリストテレスとも浅はかならぬ関係。そうそう、その昔、『デスペラード』で…って、これは違う作品か。
まあ確かに前作でチョイ役には惜しいキャラだったが、まさか続編では主役格でしかも物語の主軸になろうとは…。
続投サルマ・ハエックが男どもが霞むくらい見せ場をかっさらう。
アクションもパワフル。それ以上に強烈は、子供には聞かせられない言葉遣い。
その一方で、いい母親になりたいと願っている。
夫をゴキブリ呼ばわりしながらも、信じ愛す。“カルメン勘違い”は何だかキュート。あちこちでおっぱじめたり。ブライスに見せる母性も…?
それから、年増呼ばわりは厳禁。命が欲しかったら…。
サルマ・ハエックが楽しそうにノリノリ快演。彼女単独主演のスピンオフだって作れそう。
そんなクレイジー・ワイフに押され気味だけど、男たちの奮闘も忘れないで。
こちらが主役です。ライアン・レイノルズ&サミュエル・L・ジャクソン。
二人の掛け合いやアクションはさらにアップ。
只今キャリア絶好調のライアン。前作は真面目気味だったが、今回は持ち前のコミカルさは3倍増し。ジョークやメンタルダウンでカウンセリング通いやマクレーンばりのぼやき節や“未来の自分”と電話でお話。不運やトラブルいっぱいの巻き込まれ。そんな中で魅せる笑いやアクションやカッコ良さこそ、僕らのライアンだ!
サミュエルも『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『~エンドゲーム』でナシだった見せ場の鬱憤を晴らすべく、ハイテンション爆演。
新キャストでは…
今回の黒幕は、アントニオ・バンデラス。本作や『アンチャーテッド』で悪役続くが、余裕の存在感。
本を出すほどの伝説のボディガードで、ブライスの父に、モーガン・フリーマン。ハイ、言いたい事は分かります。キンケイドもそうだけど。義父。便りがいあって、ブライスもパパに認められたい一心だったけど…。
キレ者なのか無能なのかフランク・グリロも出ていて、またもやキャストはアメコミ関係者揃い。バンデラスだけ違うけど…。
にしても、アメリア何処行った? 美人さんだったんだけど…。
リチャード・E・グラントの贅沢なワンシーン無駄遣い(笑)
今回もアクションは“トリプルA”。
肉弾戦、銃撃戦、チェイスに爆破。
殺し屋vs殺し屋、ボディガードvsボディガード。
それらをキャストたちの絶妙な掛け合いやユーモア交え、本当に痛快。
今回もツッコミ所は多々。
ボディガードが殺し屋を警護するというのがポイントだったのに、今回はただのドタバタ巻き込まれアクション。
ブライスパパもすぐ察し付く。
ギリシャの経済破綻やサイバー・テロなど現実味あるポリティカル要素を取り入れながらも、活かし切れてない。あくまで物語の背景や設定。
いざ話が始まると、ひたすらノーテンキで痛快な80年代~90年代のノリの娯楽アクション。
まあ、良くも悪くもそれが面白味。
エンドロール後の“捧ぐ”がこれまたユニークの極み!
「死ぬ気で生きろ!」。中身ナシに見えて、ちゃんとブライスの再生物語にもなっている。
望む声が途絶えなければまだまだ続けられそう。
次はキンケイド夫婦に赤ちゃんが産まれて、『ヒットマンズ・ファミリー・ボディガード』なんて如何でしょう?
あ、でもそういや、“養子”になったんだっけ。
まあまあだった
前作をNetflixで見て楽しかったので、わくわくして見に行くとそうでもない。アクションは派手なのだけどスリルがあまりなくゆるい。ソニアが40代であることで敵に笑われて、うちの妻も40代であるため、我がことのように心が痛む。それ以外、なんかごちゃごちゃしていたような記憶があるだけでほぼ何も心に残らない。
なんの躊躇いもなくていっそ清々しい
オープニングからワクワク、あれ夢か。男はつらいよ みたいだな、と思ったらコメディだった。
最初っから最後の最後まで笑いっぱなし。
音楽の使い方や場面の切り替わりなども最高👍
アクションやスケールも007やM Iシリーズと比べても遜色ない。コメディだからいっそ清々しい。
前作は配信だけだったんですね。もったいない。
こういうぶっ飛んだの大好き。
アントニオ・バンデラス 直前に観た「ゴッドファーザーPartⅢ」の最後の方にチラッと出てましたよね、違ったかな。
面白いけどソニアは若手女優が良かった
ライアン・レイノルズク演じるマイケルは仕事のミスが原因で精神を病んでいる警護のプロ。休暇取りバカンスを楽しみはじめた直後に、ソニアとマフィアの銃撃戦に巻き込まれまれ…という冒頭から始まります。
銃で撃たれ、車にひかれ川に投げ捨てられ。アクションシーンと笑うシーンが適度にあって楽しめる映画でした。
ソニアはすぐキレて銃撃戦に格闘と大暴れするキャラでしたが、55歳のサルマ・ハエックが年を感じさせないパワフルな演技を披露。「私のゴキブリちゃん」というセリフが良かったです。
見どころは、後半に出てくるマイケルの義父とのバトルシーン。「ペンナイフ」で決着する最後のシーンは途中の伏線で予想できますが、それでも面白かったです。
55歳のサルマ・ハエックが頑張っていましたが、できれば30歳前後の人気女優さんがソニア役を演じてくれれば花があってよかったと思います。
レイノルズ節炸裂
前作は観てないです。けど前作の内容を織り交ぜながら話が進むので観なくても問題なしです。
今回もレイノルズ節が炸裂してます。
言葉はかなりどぎついし、血はかなり出るので好みは分かれるのだろうけど、近年彼の作品を好む方には問題ないです。
この手の作品にはよくあるんですが、銃撃戦では主人公たちには中々当たりません。笑えるくらい。
そして自虐的な主人公の自分の思い通りにならない人生をコメディアクションで描いてて、疲れてる時には一服の清涼剤のように頭を空っぽにして観ることが出来ました。
母の愛は弾より強し。母への愛は海より深し。
いやいやいや、ちょっと待てよ、オイ。
エンドロール後のコレって、ブラック・ジョークですかwww
養子縁組に絶望してヨットから身投げすると言う、ガハハなオチの後に、このダメ押し。最後の最後まで笑かしてもらえたのが嬉しくて、☆(満足度)も上積みですもん。盛沢山のネタ、全部コメディ化して最後は南無阿弥陀仏。
サエマ・ハエックってメキシコ出身?エターナルズの時って、こんなに訛ってなかったよね?もう、思い切りワラカシに来てます。ちょっとわざとらしいですけどね。臆面なくベタですけどね。字幕省略とか、日本側編集スタッフもかっ飛ばしてくれるトコが良いw
一作目を観てないんです。イヤ記憶に無い。だから多分観てないんだと。広島では上映されたんだろか。それとも、ボーっとして見逃してたか。
もう、破茶滅茶なB級コメディのノリで、キャストは豪華一級品(ただしシニア)と言うパターンに、なぜかライアン・レイノルズ。ゴメン、もう最初のトリプルA授賞式場面からして、ヤバいくらい可笑しいw
シスターの一団の真横で性行為ネタとか。いきなり警官隊に取り囲まれるとか。完全にギャグ展開。コメディもベタです。サマエ・ハエックが飛ばしてくれます。クルクルにクルクルです。完全に逝ってます。最高の母親ですが、こんな母親なら、いない方が幸せえぇ(しんちゃん風)。
ふと思ったんですが。
このノリ、日本のアニメとか、マンガとかのノリですよね。いや、マジでマンガだなぁ。少なくとも、ハリウッド的じゃない。でもって、役者は超一級で、画も手抜き無し。いやぁ、オモロイです。マジで面白いです。もう、その言葉しか出て来ないw
あー、囮の2人って見殺しかねぇ。インターポールが、そーんな事するかねぇ。何か、トリックあるんかねぇ。などとなどとなどと。薄っすらと考えてたところに、あのエンドロール後のテロップ。吹いたーーーーー!
断然、シリーズ化希望ですが、あのレーザーサイトをBuilt-Inしたハンドガンは何だったのかが分からなくって、それだけがスッキリしないけどw
楽しかった。とーーーーっても。
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4/11 追記
スッキリしたかったので、Youtubeの動画でGunの特定にチャレンジw
女子二人が奪い合ったGunは、主にその外郭形状とサイズから、「Glock23」に純正のOptionパーツ「TLR-6」(Light - Laser - Compact)を取り付けたモノだと思われます。
しかし、細い女性の手に持たれると、大きい印象になりますね。コレが分からんかった。判明してスッキリだす。多分だけどw
超豪華なキャスティングの…
一言で言い表すなら、超豪華なキャスティングのB級の映画…でしょうか?(決して貶してません、褒めてます)
だって、面白い、面白い、兎に角笑えます。公開初日金曜日のレイトショー、おそらく十人未満でした。声を抑えようと努力しましたが、笑い声が漏れてしまい、ご迷惑おかけしましたm(__)m
ワイフであるソニア(サルマ・ハエック)は、もう、活動的な峰不二子にしか見えないし、殺し屋の夫・ダリウス(愛しのサミュエル)は安定の映え、もう画角に入ってあればオッケーなんです!そこにボディーガードのライアン・レイノルズ、好きじゃないけど、巧いのよね~、触媒的な役割を果たしてます。
そこにパパ、モーガン・フリーマン。更に確変が…
皆様、ホントに面白いので、観て下さいませ。
一番笑ったのは、車で階段を降りるシーンで、サルマが『やめて(>_<)スポーツブラじゃないから❗』です。巨乳しゃない私でも、何となく、判る。
【”銃弾ニモマケズ、何度車に轢かれてもマケヌ丈夫なカラダヲモチ、西に東にオロオロアルキ、ソレデモAAA級ボディガードニフタタビワタシハナリタイ・・。”おバカコメディ、ハイパーアクションムービー。】
ー ヒットマンのダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)とボディガードのブライス(ライアン・レイノルズ)が、超一流の技と度量を競い合ったコメディアクション「ヒットマンズ・ボディガード」の続編だそうである・・。(観てない。)ー
■AAA級ボディガードのブライスは護衛に失敗し、資格剥奪。失意の中、意図せずに、キンケイドのイチオウ妻で女詐欺師ソニア(サルマ・ハエック)の護衛を務める羽目に。
そして、事の成り行き上、二人の新婚旅行の護衛まで・・
そこに、世界転覆を謀るギリシャの大富豪アリストテレス(アントニオ・パンデラス)が絡んで来て・・。
◆感想
・最初からライアン・レイノルズ演じるブライスは護衛に失敗した事から、失意のため、カウンセリングに通うメンタルボロボロ男である。それをライアン・レイノルズは実に情けなく演じている。クスクス笑える。
・ダリウス夫婦のハチャメチャ振りが物凄く、特に奥様ソニアを演じたサルマ・ハエックのはっちゃけ振りが凄い。平気で人を撃ち殺すし、ダリウスとイチャイチャするし、直ぐ切れるし・・。
- サルマ・ハエックの新境地である。-
・ボロボロになったブライスとダリウス夫婦が辿り着いたトスカーナの”義理”の父(モーガン・フリーマン)との遣り取りも、絶妙に可笑しい。
- 最初は温かく息子を迎え入れるが、AAA級資格維持のためには、”軽ーく”ブライスとダリウス夫婦をボディガードを務めるアリストテレス側に付いてしまう・・。うーん、流石AAA級ボディガード。流石の笑顔のモーガン・フリーマン・・。-
<おバカコメディでありつつ、アクションは凄いというギャップも面白いし、登場キャラの熱量と濃さが凄い作品。
過剰な期待を抱かずに、日曜の午後などにマッタリと鑑賞したい作品。>
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