劇場公開日 2022年2月18日

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「☆☆☆★★ アッキーナ飛び降り三昧(笑) 小説版(ノベライズ版)読...」牛首村 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0☆☆☆★★ アッキーナ飛び降り三昧(笑) 小説版(ノベライズ版)読...

2024年3月16日
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☆☆☆★★

アッキーナ飛び降り三昧(笑)

小説版(ノベライズ版)読了済み。簡単に。

清水監督による《村三部作》ここに完結?

ちなみに前の2作品に於ける、私が以前のアカウントでのレビューはこちらになります。

小説版と銘打たれているのも〝 さもありなん 〟…ってくらいに、普通のノベライズ版と比べたなら、1つ1つがとにかく細かく描写されている本でした。

…ところが、、、

寧ろ、それが仇となり。読んでいても頭がこんがらがって来てしまい、結局は何を描写しているのか?すら分かりづらくなってしまっている…とゆう悪循環に陥ってしまっている本だった気がします。

それだけに、今回も(…と言うか、この監督作品に中身の良さを求めてはダメですけどね)ハードルは超低空飛行に設定しての鑑賞でした。
それもあるのでしょうけれど。映画は実にシンプルに作られていて、とても観やすく分かりやすい。逆に、双子が生まれる村ゆえ。七歳になった時に双子のどちらかを、人減らしと共に神様へ献上する因習の話がどれだけ観客に伝わったのだろう?…とも。
それを考えていたら…う〜ん!やっぱり、そこそこ雑な面が多かったかも知れないなあ〜と💧

観客の多くはどれだけ怖がらせてくれ、記憶に残るビュジュアル面でも驚かせて貰えるのか…をどうしても期待してしまう。
その面で行くと。今回は『犬鳴村』での電話ボックスや、『樹海村』での樹木ゾンビ様御一行…と言った、記憶やビジュアルに凝った画面上の面白さは薄かったかなあ〜。クライマックスでのビジュアルは好きだったので、あんな場面がず〜っと続いてくれたならもっと点数は甘く付けちゃいますね。

とは言え、それなりに楽しんで観ていたのもまた事実。お約束とも言える「志村後ろ!後ろ!」状態等は(今回は横が多かったね)色々とバージョンを駆使しては楽しんで貰おう…と言った思いと、そのさり気なさを楽しむのもまた乙なモノ。
特に今回は、ドーンと、突然の大音量で驚かせる低レベルな恐怖演出がなかったのが嬉しくなった。

これで村シリーズも終わりなのかなあ?
個人的には、もはや内容そのものよりもアッキーナのジャンプ場面こそを楽しむ作品にもなっちゃってはいますけども。
4年に1度で良いので、今後もアッキーナには華麗なるジャンプと、内村航平を越えて来るゴン攻め着地を期待したいんですけど(^^;)

2022年2月25日 TOHOシネマズ上野/スクリーン

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松井の天井直撃ホームラン