「残りの人生が始まる」ケイト とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
残りの人生が始まる
LAST DANCE TONIGHT 残りの人生が始まる。残された時間は?おそらく1日、私には時間がない。死ぬ前に終わらせなきゃ。主演メアリー・エリザベス・ウィンステッドの輝きとアクションは結構楽しめたけど、(女性)暗殺者モノとしてありがちだし、何より安定の雑日本描写にムカつくアニちゃんはじめ色々言いたいことはある!
見る作品、見る作品で記憶に残る素晴らしい存在感を放っている今最も目の離せない役者の一人メアリー・エリザベス・ウィンステッド、師匠にはハリウッドが誇る名バイプレーヤーで彼が出ているだけで安心感のすごいウディ・ハレルソン、そして我らが國村隼。日本のイメージっていつ更新されるんですか?ビルの壁一面にデカデカとプロジェクションマッピングでアニメ投影するって、いつまで経ってもサイバーパンク的ジャパン・アズ・ナンバーワンの時代からコテコテ高カロリーなまま更新されないイメージ(ex.『ブレードランナー』)。例えばそんな世界からじゃ是枝さんみたいな監督の作品も生まれないだろ。そんなピンク色とかネオンのギラついた世界じゃないから。本当にそろそろウンザリ。誰も言わないのか?どいつもこいつもハデハデかアニメやらメイドやらのアキバ系か。これじゃまるでDQNの巣窟みたい。どの作品見ても画一的で似たような世界、プロダクション・デザイナーとか一緒なのか。ステレオタイプすぎる。まぁいっか、日本どうせ落ち目だし。日本からは浅野忠信、雅、國村隼、決まった顔ばかり。彼らには是非イメージ改善更新する役割を果たしてほしいものだ。
医者はじめ向こう在住の日本人なのだろうか、なんちゃって日本人の堅苦しいカタコト日本語には字幕付けようぜ。笑い誘うゴミ演技の巣窟。彼らも英語で話したら演技うまいのだろうか。ローソンで即席サイレンサー。新宿のヨドバシカメラから歌舞伎町まで主人公から走って逃げるなんてなかなか距離長い。駅またいでるから。だけど場所の位置関係は、都心から富士山歩いて行ける『パシフィック・リム/アップライジング』なんかよりずっと正確。あれは中国かって街並み込みでマジでゴミひどかった。タイトル"ダウンフォーリング"の間違い?木島に城島。「人ん家勝手に入ってくるからこうなるんだよ」正論。撃たれて『ボーダーライン/ソルジャーズデイ Sicario Day of Soldado』のベニチオ・デル・トロ状態にもなる。地獄の1時間になるぞ。あの子のためなら。いやいや、ガキむかつく!あと、ファンタオレンジ飲みたくなる?
深夜映画