「墓守(風)の老人が良いエッセンスになっている」ローラとふたりの兄 藤崎修次さんの映画レビュー(感想・評価)
墓守(風)の老人が良いエッセンスになっている
劇中で度々登場する3兄妹の墓参りのシーンで毎回後ろから兄妹を冷ややか且つ温かく見守る老紳士が、何となく「相棒」の角田課長(山西惇)を思わせる。
ストーリーそのものはユル〜いホームコメディ。月命日とかではなく、毎月第一木曜日に3兄妹揃って墓参りをするという設定以外、何の変哲も無い普通の関係性の兄妹。
眼鏡士の長兄が顧客のメガネのデザインを全て緑しか選ばないところとか、少し笑いのセンスのズレを感じたりするところもあるが、全体的にはまったりと見るには丁度良い空気感。
付かず離れずの3兄妹の距離感が良き感じ。
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